わたしたちに許された特別な時間の終わり

わたしたちに許された特別な時間の終わり
わたしたちに許された特別な時間の終わり
岡田利規
新潮社
2007年2月24日
2件の記録
  • 読書猫
    読書猫
    @bookcat
    2026年5月20日
    (本文抜粋) "自分そのものについての話は絶対にしないというようなことが、いつのまにか二人のあいだでなんとなくのルールのようなものとして諒解されていることの奇跡、みたいなことを感じていた。それが奇跡だということを、あえて口に出して言ったりは、絶対にしないでおこうと固く思っていた。バカみたいだけど、言ってしまうことでなにか変質してしまうのを、恐れていたからだった。それは僕には、あるいは僕らには、絶対に守るべき大切なルールに思われた。" (「三月の5日間」より) "夫が日記を、たとえわたしに見ることができないところにでもいいので、もし書いているとしたら、そこには、わたしのことも書かれているのだろうか? でも、そんなことをわたしが今思ったのは、書かれていてほしいからなのか、それとも逆で、書かれていてほしくないからなのか、わたしはそれは、自分では全然よくわからない。" (「わたしの場所の複数」より)
  • はじめはとてつもなく退屈だと思ったが、読んでいけばだんだん入り込めた。大江賞受賞作。
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