野の花と小人たち

野の花と小人たち
野の花と小人たち
安野光雅
岩崎書店
1976年8月1日
2件の記録
  • えい
    えい
    @shibamoti
    2026年5月2日
    美しく細密な野の花の姿を、ぽつりと入り込む小人たちとともに描いた画集。 水彩の輪郭は柔らかだが、驚くほどリアルだ。絵と併せて掌編コラム的短文も添えられているが、小人たちの可愛らしい姿と対照的に、いずれも郷愁と寂寥の強い文に思える。 人間に花は創れない。「一度失われたものはもう決して戻らないのだ」と、戦中含め昭和から平成の激動する時代を生きた作者が言うのは、非常に重いことのように感じられた。 絵の中の小人たちは殊更存在や物語を主張するでもなく、ただそこにいる。気持ちを押し付けず、そっと寄り添うように生きている。その姿からは作者の自然観を読み取れる気がする。
  • 犬塚
    犬塚
    @kanpanella
    2025年7月4日
    妹から、少しだけ遅い誕生日プレゼントとして、いただきました。以前図書館でハンディー版を借りて読んだけれど、やっぱり、こちらの大きなサイズの方が、印刷が生き生きしてる。草花の鮮やかさが、すっきりしゃんと、している気がする。妹よ、ありがとう。
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