100年たったら

100年たったら
100年たったら
あべ弘士
石井睦美
アリス館
2018年11月12日
2件の記録
  • 広い草原に住んでいる動物は、ただいっぴきのライオンだけ。 百獣の王といわれるライオンも、他者がいなければ強さを誇示することも意味を持たない。 ある日、ライオンの前に降りたってきた旅鳥ヨナキウグイスは、小さな体で翼もぼろぼろ、もう飛ぶこともできない。ライオンにとって、目の前の旅鳥は「肉」なのか、それとも…? 孤独とはどれほど深いものなのか…。 そんなライオンと旅鳥の物語の前半は、切なさが心に沁みると思います。 物語の後半は、命が巡り合うものなのかは分かりませんが、タイトルの意味が分かるようになっています。「生きること」、「命」について考えさせられる絵本です。また、あべ弘士さんの絵が世界を広げていて素敵です。
  • はな
    はな
    @hana-hitsuji05
    2025年3月24日
    命が巡るという考え方が好き。 ラスト1ページで数ミリだけ落胆?した自分に気づく。 ちょっと引っかかりつつも、わからなくもないのは自分だけなのかな。 でも好きなんだけど、これじゃあ自分ならどんな最後からしっくりくるの?とまた考え始めている。 ネタバレしたくないから深くは語れないが、読んだ人と話したいかも。
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