法水麟太郎全短篇
法水麟太郎全短篇
小栗虫太郎
日下三蔵
河出書房新社
2019年5月8日
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2件の記録
ni
@nininice
2025年4月20日
借りてきた
犯人が、池の水で血に染んだ手を洗ったのだが、その時付近に水浸しになっていた木精蓮の一本があったとしたらどうだろう。勿論血の臭気を慕って蛭が軍種する事は云う迄もないが、それから間もなく、犯人は浮遊物を流すために、水門の堰板を開いて水を流したのだ。すると、水面が下っただけ、木精蓮は空気中に突出する訳だろう。だから、朝になって花が閉じた時に、残った蛭が花弁に包まれてしまったのだ。
蒼白のライブラリアン
@mtn-10
2025年3月24日
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