聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形

聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形
聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形
秋山聰
講談社
2018年10月12日
5件の記録
  • 現代より信仰の占める地位が遥かに高く、しかしその理論を体系だって伝える手段は遥かに乏しかった時代において「メディア」として聖遺物、芸術がどのような役割を果たしたか、その「リアルな感覚」をさざなみのように伝えてくる著作。 しまいには終章でデューラーの自画像と遺髪を組み合わせてどうだ、と言われた時にはもうほんとそこまでしてもらわないと分からないバカですみません、、という気持ちにすらなる。 それはさておき、サントリー学芸賞を取った著作をこれまで何度か読んできたが、古今東西、我々が日本社会で現に体験している「いま、ここ」ではないどこかに在る「リアルな感覚」を「いま、ここ」にいる我々の眼前に運んできて、顕現させる熱と説得力を帯びた著作が多い。 一般には知られていないが、自分が確かに存在を確信している「リアルな感覚」はこのように確かにあるんだよな、という感覚は何かを深堀れば間違いなく覚えるものであり、その意味で物を書くというのは信仰告白であり、典礼であり、布教であるのかもしれない。いつか自分もそのような物が書きたい。
  • 森
    @poe_lloyd
    2026年3月5日
  • ae
    ae
    @kure__
    2025年12月30日
  • 垣本
    @kakimoto
    2025年3月25日
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