言葉を育てる

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米原万里
筑摩書房
2008年9月1日
6件の記録
  • 2000年代前半の米原万里さんのの対談集。言葉使いのプロだった米原万里さんならではのエピソードがたくさんです。2002年の時点で「チェチェンで戦争をやっているあいだはロシアに行きたくない」とKGB出身のプーチンについて少し危機感抱いてた節もあって興味深い。むしろ日本人のほうがロシア・プーチンに対して呑気だった頃。 読後感: いまのXなどの SNSならバズりそうな箴言…一言でいっぱいの本でした。米原万里ご自身の言葉のみならず、対談した相手の方々のも。私たちは2025年に生きていていて、いまの日本人や世界の人びとがどんなふうになったのかを知っていますが、その今から見ると20年前に米原万里さんがどのように日本や世界の潮流に悪い予感を覚えていたのかがわかります。今読むからこそいい本です。 それとやはり民族主義よりそれが建前であろうと人類(民族)みな平等という普遍主義の教育、そして自分の言葉で理詰めで語るということをプラハのソビエト学校で受けた、そのいいところを持ち続けることができたこと。それが米原万里さんの核であり信念となっていたのでしょう。
  • ベッドで夜ふかししていたら部屋が青白くなってきた まだ時差ぼけ
  • 🇨🇿から帰宅したのでこちら☕️
  • 野口 燈
    野口 燈
    @akari_noguchi
    2025年3月17日
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    2025年3月5日
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