もういちど生まれる

11件の記録
- 猫@mao10122025年3月8日かつて読んだ『大人』と『子供』の間のような微妙な時期。責任と自由の狭間で葛藤する時期の人間たちの短篇集。自分が『何者かになりたい』という自意識がリアルに表現されていて、風刺の効いた朝井リョウさんらしいストーリーだった。自分がやりたいことをやればやるほど世間はそういう人を排他していくし、孤立していくという虚無感や焦燥感が描かれていて心の奥がムズムズした。
- はぐらうり@hagurauri-books2023年11月26日読み終わった連作の青春群像劇。13年くらい前の作品。老け込んだつもりはないけどやっぱりこの歳になるといろいろあるよね、という歳なので、部分的な羨ましさと、切なさの小説に感じる。二十歳そこそこ、こんなだったね。