ハッピーエンドにさよならを (角川文庫)

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チョム@abb_202605212026年9月5日読み終わった再読した著者の『葉桜の季節に君を想うということ』を友人に勧められて読み、その仕掛けに度肝を抜かれ、そのような仕掛けに延々とハマりたくなって短編集を購入。ハッピーエンドが好きだがバッドエンドやいわゆるメリバも嫌いではない。 本書はさまざまな色を持ったアンハッピーエンドがみちみちと詰め込まれている極上の短編集であった。 どの話もかなり好きな部類だったが、「永遠の契り」と「In the lap of the mother」はサクッと読める掌編なうえ現代の事件や社会問題を題材にしており、「永遠の契り」なんかは今後の私生活で自分も気をつけなければ……と胸に誓ったところである。 社会問題というと「防疫」もそうなんだが、こちらは語り手にイライラしっぱなしでわたしの読書における精神衛生上よくなかったし、題の意味がラストで回収されたあの展開はほんとうに救いがなくて悲しくて、せめて二人で幸せになってくれよ〜とも思ったけど、彼ピのほうはぜったい今後しんどくなるよなあと想像してしまい、鬱 ところで「In the lap of the mother」は直訳すると「母親の膝の上で」らしいんですけど、母を神に置き換えると「神のみぞ知る」「運次第」みたいな意味を持つらしく、母の膝の上で起こったあの出来事とその結末のダブルミーニングっぽくなっていて、だから英語の題にしたのかなとセンスを感じた。 ちなみに本書の中の二作目と十一作目の仕掛けには『葉桜の〜』みを覚えた。まんまと騙された。
ぺと@peto2024年10月6日読み終わった☆☆☆タイトル通りの作品でした。 ただ、どうしようもなく辛くなることはなく、少し心が重くなるなぁぐらいの物語が多いです。 身近に起こりえそう、実際にありそう、な物語だという印象。難しい内容ではないので読みやすいですが、ドキドキ、ハラハラ、ゾッとすることはなく淡々と読み進んでしまったことが残念。ちょっとだけ暗い物語を読んでみたいという人にはいいかも。







