ちくま文学の森 8

2件の記録
  • しずく
    しずく
    @nyanko2525
    2026年6月27日
  • 悪いやつの物語 世界各国の悪人たち揃い踏み。 初読みだった長谷川伸(「女賊お君」)、ダンセイニ(「二瓶のソース」)は好みかも。他の作も読んでみたい。長谷川伸は文体が面白い、ダンセイニは最もゾッとした余韻の残る終わり方で良かった。 「桜の森の満開の下」 「カチカチ山」 「停車場で」は再読。どれも好き。このちくま文学の森シリーズの編纂への信頼度が更に上がった🌳 断トツで太宰の狸だった。兎とのやりとりが堪らない。2人の噛み合わなさの結果は残念過ぎて胸が痛い(極端な狸贔屓なので)けれど。 「ー私は聞いたわよ。それから、ああ可笑しい。ウンコも食べたんだってね。」 笑 2人(匹)の会話で町田康を思い出した。エッセイでの奥さんとの会話を。町田氏も太宰を敬愛していた筈だから、脈々と受け継がれてゆくのだなぁ。 八雲の「停車場で」にはいつも涙ぐんでしまう。 微かに残っているだろう日本人の気質故? 想像力を持って生活しなければ。 大満足のアンソロジー🌝
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