ハリー・ポッターと炎のゴブレット<文庫新装版>(4-3)

5件の記録
- 芝生@grass-sbf2025年9月4日読み終わった壮絶なカタルシスと哀しみの巻。悪者どもがあまりにべらべらと喋るのだが、子供であるハリーを軽んじていること、真実薬を飲まされていること、などの理由づけはあるのでまあ。「僕たち、笑いが必要だ」と一千ガリオンの賞金をフレッドとジョージに託したところはいつも感心する。わたしたちは心を恐怖に支配されそうなとき、エンターテイメントに救われる。この本を読むわたしのように。この巻が熱狂的な反響を得たからこそ「呪いの子」が生み出されたのだと思うと気が遠くなる。