若きウタリに

若きウタリに
若きウタリに
バチェラー八重子
岩波書店
2003年12月17日
6件の記録
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年6月7日
  • 「言葉果つるところ」(対談集)にて、石牟礼道子さん鶴見和子さんも三十一文字について語っていらしたんだけど……。なんだろう。短歌って、そうじゃないのもけっこうあるし戦争責任ものっそ重いけど、「うた」なんだよね。風が吹く、山あいのくさわらが揺れる、合間に流れの音が聞こえる。そういうささやきあいに加わり得るものなんだと思う。 この方の三十一文字のうしろには、(たぶんだけど)アイヌ民族のひとりとして、そういう山や川や野原や湖沼地帯で、いろんないのちの(個体としてもつながり(ホロビオント)としても歌い交わして「いっしょにいた」昔がとてもよくみえる。そして呼びかけているんだよ、同胞に。和人として、すごく、痛い。
  • 購入しました! 届いた! 序文と解説が(さらっとみた限りですが)腹が立つ仕様でしたが、著作(短歌/本文)は読み取り方を変えさえすれば、胸に痛みを覚えるけれどとてもひびく感じなので、少しづつ読みます……!
  • すごく、気になる。ほんとうに。北海道、もとはアイヌ語だっていう地名(や、ときには「ことばそのもの」)が、音も意味も歴史も軽々に扱われ過ぎていて、いつもやるせないから。
  • ここ最近、アイヌについて知る本を地道にちょっとずつ読んでいる。 アイヌに生まれ、宣教師バチェラーの養女となった八重子が、同胞(ウタリ)を思う悲しみを綴った短歌。アイヌ語だけで構成された短歌もある。日本古来の短歌という形で日本人に伝えた悲痛な想い。アイヌの人たちが背負わされてきた苦労が心にずっしりとのしかかる。
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年3月29日
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