文庫 地獄は克服できる (草思社文庫 ヘ 1-7)

4件の記録
ジクロロ@jirowcrew2026年2月21日読んでる外的な運命は、すべての人びとと同様に私の上を避けがたく神々の定めるままに通り過ぎて行ったけれど、私の内的な運命はなんといっても私自身がつくったもので、その甘さも苦さも、当然、私に与えられたものであるから、それに対する責任は、私ひとりで引き受けようと思っている。 断章1(1909-10) ヘッセという人は、自身の義務というものをよくわきまえ、それを誰の目に触れることもなく淡々と実行に移していたのだろう、と思う。 地獄に対しても目を逸らさず、 しっかりと見る、しっかりと感じる。 そうやって、ヘッセという身の丈で、 過不足なく、十全に味わい尽くす。 『マルテの手記』がそういった内容であった そんなことを、読みながら思い出す。



ジクロロ@jirowcrew2026年2月16日読んでるまさに逆境にあっては、受動的にではなく、創造的に楽しみながら、自然に没頭することほど慰めになることはありません。 (p. 125 断章6(1961年)) まさに逆さまになるための境であるからこそ 開き直るしかないということか。 ヘッセの言いたいことは、 詩人という肩書き通りの「文字通り」だ。 楽しいことはとんとないぜ 楽しまなきゃな (『ROBIN』 guca owl)



