続・韓国カルチャー 描かれた「歴史」と社会の変化

続・韓国カルチャー 描かれた「歴史」と社会の変化
続・韓国カルチャー 描かれた「歴史」と社会の変化
伊東順子
集英社
2023年7月14日
7件の記録
  • 修二
    修二
    @shu_2
    2025年8月14日
    続編。こちらも前作同様に読みやすい一冊。 個人的には、最終章のパク・チャヌク監督に関する記述がアツい。 チャヌク映画を見に行く人は、映画好きではなく、チャヌク映画が好きなのだ。みたいな一文、ほんとに首がもげるほど分かる。同意しかない。 あとがきも良かった。訪韓客は日本が1位で、訪日客は韓国が1位になってるという。いや、仲良しすぎるだろ…! 私も今年韓国へ行く予定が立ったことが嬉しくて、とにかく韓国を浴びたくて本書を読んだ身だったので…良い本を選べたなと思った。
  • 修二
    修二
    @shu_2
    2025年8月14日
  • 修二
    修二
    @shu_2
    2025年7月5日
  • Y
    Y
    @weitangshaobing
    2025年4月14日
    【好きなところ引用】 トントンと菜を刻む音、シャカシャカとかき混ぜる音、ズズズッとすする音、コンコンと沸く音、ゴクンと飲む音。もちろんノロジカや鶏の鳴き声も良いのだが、私たちを元気にしてくれるのは、私たちも知っている身近な「生活の音」である。  実は韓国の人々は、こういった音の世界にとても敏感だ。韓国語は日本語以上に擬音語や擬声語が多い言語であり、おそらく世界一ではないかといわれるほどだ。はるかなる昔から、常に耳を澄まして音を聞き、それを言葉で表現し、文字に書き写してきた人々なのである。 今の韓国で最大の問題は、若者たちの就職難である。「大学は卒業したのに非正規雇用」という実態は憂うべきなのだろうが、「そもそも大学なんか出なくても、心地よく生きられるコミュニティがあればもっといい」、そう思っている人は韓国にも多いのだ。 韓国だって一朝一夕に今のような発展をなし得たわけではない。人々は私たちが想像する以上の努力をし、また犠牲も払ってきた。最近になって、自分が経験した過去の話をするようになったのは、そこから今にいたる「変化の過程」を知ってほしいと思ったからだ。 古今東西、隣国同士は政治的に対立しながら、時に為政者はその文化の流れさえも止めようとした。帝国日本にいたっては隣国の文化そのものを抹殺しようとし、自国文化もまた破壊した。パク・チャヌク監督の『お嬢さん』( 2016年)に登場する日韓の女性は、あの野蛮な時代につぶされかけた「文化」そのものだったと思う。
  • Y
    Y
    @weitangshaobing
    2025年4月12日
  • Y
    Y
    @weitangshaobing
    2025年4月11日
  • Y
    Y
    @weitangshaobing
    2025年4月3日
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