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@weitangshaobing
興味関心:フェミニズム、韓国、東アジア、ジェンダー、セクシュアリティ、外国語学習、海外ミステリー、メディア論、食文化、料理、旅
  • 2025年7月21日
    なぜか「なんとなく生きづらい」の正体
    なぜか「なんとなく生きづらい」の正体
  • 2025年7月21日
    自分のために料理を作る
    自分のために料理を作る
    【好きなところ引用】 健康的な食事をしていると、自信が持てませんか?  今日仕事はダメダメだったけど、私の飯はうまい、というのはすごく大事です。(p.137) 気分が落ちているときには、だるくて動いていないのに地に足がついていないような、今を生きられていない感覚があると思います。さっきおっしゃったように、食べるときに食べているものの味をしっかり味わうとか、散歩するときには足で地面を踏みしめるといったことを通して、今ここが意識できるようになると、気分の安定は保ちやすくなると思います。マインドフルネスのような話です。(p.205) 目の前のものだけに集中できる時間を持つことが、現代の生活者には必要なのではないでしょうか。(p.211) 一人で食べることは「孤食」と呼ばれ、否定的な文脈で語られがちですが、実はすごく自由で豊かなことなのではないかと思います。「p.259)
  • 2025年7月21日
    なぜか「なんとなく生きづらい」の正体
    なぜか「なんとなく生きづらい」の正体
  • 2025年7月13日
    自分のために料理を作る
    自分のために料理を作る
  • 2025年7月12日
    ヘルシンキ 生活の練習
    【好きなところ引用】 誰かを「迷惑だ」と思うことで、もしかして私たちは、連帯して解決できるはずの事柄を見逃しているのかもしれない。それはもしかして、とても孤独なことではないだろうか。いろんな人たちと、そのときどきに、目的のために連帯したくないというなら、連帯するより誰かからの指示に従うことを選ぶなら、たしかに私たちの社会は、とても孤独で苦しく、生きづらい場所かも知れない。運動はみんなでやるものだ。社会はみんなで作ったり作り替えたりするものだ。普通の人々が、普通の会話を交わして、普通の結論に至る。そういうどこにも特別なことのないやりとりを繰り返して、普通の無数の人々が法律や制度やその運用のされ方や、それらの背景にある知識と規範を変えてきた。そういう普通の人々の集団の力を信じているから、私は社会学を面白いと思う。(p.202) 自分でない人間のものの見方や考え方、自分以外の人間たちが(大半が男だったり西洋人だったりするのは非常に腹立たしいが)これまで作り、調べ、話してきたことを知ることで、自分が生まれたときに与えられた条件からも、自分自身からも、自由になる。本を読むのは、今のくだらない自分を壊す手段の一つだ。(p.140)
  • 2025年7月6日
    ヘルシンキ 生活の練習
  • 2025年7月6日
    ショートケーキは背中から
    【好きなところ引用】 やっぱり虚無にはごはんが効く。失われた生命力はその日のうちに取り戻さなくちゃいけない。それからの私は、どれだけ追い詰められていようと、どれだけしんどかろうと、ものを食べる気力さえ残っている限りは必ずごはんを食べて 1日を終えることに決めた。それが自分が自分であるために執着すべき時間だとわかったからだ。(p.12) 店は開かれた存在だ。家と違って鍵がかかっていないのだから変人だろうが厄介者だろうが、ひとまずはどんな人でも受け入れる覚悟がないと成立しない。それってつくづくすごいことだ。いくら経済活動だといっても見ず知らずの人に席を用意し温かい飲みものや食事を提供して一時を過ごしてもらおうなんて、ギブの精神が根底にないとやっていられない。(p.101) 小休止  常温の水の味のつまらなさは異常。(p.146) パイの実食べると口の中がパサつくとか言っている人はナンセンスだ。パサつくのは当たり前だろう、むしろパイの実にとっての初めての水分となれることを光栄だと思えよ!(p.182)
  • 2025年7月6日
  • 2025年7月5日
    予言がはずれるとき 新装版
    予言がはずれるとき 新装版
  • 2025年7月4日
    ババヤガの夜
  • 2025年7月3日
    ショートケーキは背中から
  • 2025年7月3日
    ティンダー・レモンケーキ・エフェクト
    【好きなところ引用】 だれかの存在に憂鬱になることもあるけど、だれかの気配に救われたりする。隣人もまた隣人の人生を生きている。わたしもあなたも同じように生活を営んでいる。他人に対する想像力はこの延長にある。おぼろげにしか感知していないとしても、その姿を想像すること。見えなくとも、そこにたしかに存在している。(p.62) どの職業でもいえることだけど、つくづく自分の生活はだれかの仕事で成り立っている。だれかの誇りのおかげで、わたしが知りえない恩恵を享受している。立ち向かうものの大きさに、わたしはただ圧倒されるだけだけど、それに立ち向かってなんとかやっている人たちがいると思うと、その事実に感動した。(p.147) 日記を通して、だれかの生きる痕跡を知ることで、今日という同じ日を生きる同志がいるのだと、わたしは勇気づけられていた。わたしに送られたすべての日記にわたしは救われていたのだ。(p.235) セックスは最大限のコミュニケーションであるから、話が通じない人に自分の身を委ねることはない。男性と一対一になったら、女であるわたしはどうやったって勝つことはできない。だから、自分にいやなことはしないだろうという安心があるかどうかが、かなり重要なチェック項目になると思う。それにまともに会話もできないような人間が、相手に快楽を与えることはできないと思う。セックス、なめんな。(p.196)
  • 2025年7月1日
    自炊の壁
    自炊の壁
    【好きなところ引用】 自炊することは、資本主義の仕組みと戦っているようなところもあります。今は一分一秒でも時間が生まれたら、ついスマホを見たくなって、コンテンツ産業に時間を奪われてしまう。料理はそこから少し距離を置いて、自分に食べさせていく、自分の命を生かしていく行為ですね。(p.24) 今日の気分に合わせて、自分が食べたいものを作れたときは本当に気持ちがいいんですよね。「この気持ちよさを、いつでも自分の手で作り出せるんだ」と思うと、なんだか大丈夫って思えるんです。(p.48)  失敗するのが嫌な自分を克服するための自炊という意味合いもあると思うんですよ。仕事で何度も失敗するのは、迷惑をかけたり評価が下がっちゃうからあんまりできないけど、自分で食べるだけならいくら失敗したって別にいい。(p.175) 時間に余裕さえあれば、洗い物もマインドフルネス的で楽しい。そして「めんどくさい」シールをいろいろなものに貼り続けていると、本当にスマホを見ること以外のすべてがめんどくさいものになってしまうような気もします。(p.331)
  • 2025年7月1日
  • 2025年6月30日
    働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話
  • 2025年6月30日
  • 2025年6月29日
    毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記
    【よかったところ引用】 この社会に生きていれば、不美人であることの不遇を、女は痛いほど感じている。女は、男のようにブスを笑えない。自分がブスだ、と自虐はしても、他人のブスは笑わない。それは天につばするようなものだから。そんな社会で、佳苗は、軽々と〝ブス〟を超えたように見えるのかもしれない。容姿を自虐することなく、卑屈になることもなく、常に堂々と振る舞う佳苗。不美人を笑う男たちを嘲笑うように利用したのは、不美人の佳苗だ。そこに女は、佳苗の新しさをみる。(p.88) 50代の男性裁判長は、佳苗に厳しかった。繰り返し被害者の男性たちを「結婚に対して普通の価値観の男性」と表現し、佳苗の異常さを際立たせた。そんな裁判長の価値観は、裁判員の判断に何か影響を与えることはないのだろうか。(p.191) 結局のところ、私たちは、未だに女のセックスや女の容姿、つまりは女であることを取り扱いかねているのかもしれない。なぜ女は体を売って悪いのか、なぜその職業がこんなに貶められているのか、なぜ男は買い続けるのか、結婚に私たちは何を求めているのか、無償のセックスで女は何を得られるのか。女はこの社会でどう生きれば、愛されるのだろう。自由になれるのだろう。(p.206)
  • 2025年6月29日
  • 2025年6月28日
  • 2025年6月28日
    毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記
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