灯台からの響き
3件の記録
- やくしゅ@kan_20242026年8月14日かつて読んだ最後まで明かされない、蘭子が「神の歴史」に葉書を挟んだ理由。これが店の継続を計算して仕組んだというのは、いくらなんでもあざとすぎる。差出人を知らないと言ったこと。それは蘭子にとって、康平に対する唯一の「嘘」だった。やましいことはない。でも蘭子の口から話すつもりはなかった。「ごめんなさいね」。それは愛と信頼とわずかないたずら心が混ざった、投げキッスみたいな感覚なのだ。最近の作家に比べて文体が緩い。展開のテンポがゆったりしている。ぼんやり読んでいても取り残される感じがない。NHKの朝ドラみたいな感じ
縞子@shimaco2025年10月30日読み終わった借りてきた先日、日経の夕刊で紹介されており、主人公の奥さんの出雲での出来事が気になって気になって、早速読みました。 宮本輝さんの長編はもともと好きで、その理由のひとつが主人公たちの会話の軽やかなやりとりです。今回も本筋とは関係のない「近藤勇の墓の近くか?」「うん。あそこのカフェラテはうまいぜ」に撃ち抜かれました。なぜだろう。 奥さんの出雲の出来事もしっかりと伝えられます。灯台巡りの各地も、主人公たちのキャラクターもしっかり描かれていて、こちらも現地に行きたくなりました。
