増補 無縁・公界・楽 (平凡社ライブラリー150)

7件の記録
jirowcrew@jirowcrew2025年10月31日ちょっと開いた「日本の場合、この外国人ー異邦人は、旅する人々に当ると考えられるが、こうした罪人・異邦人・奴隷は、それ自身、「無縁」の人であった。王・族長、らあるいは祭司が、これらの人々をうけいれるアジールといわれるのは、彼等自身が「無縁」の原理を体現しているからにほかならない。死者も「無縁」であり、墓所もそれ故、「無縁」となるのであろう。またそれ自体、しばしば墓所でもあったとみられる広場、竈の神の支配する家、共同体の倉庫も、同じく、「原無縁」から自らを区別した「無縁」の場となる。」 現代における「無縁」の場、 思いついたのはガチャショップ。 カプセルから出てくるものはすべて無縁そのもの。




