迷走するボーイング

迷走するボーイング
迷走するボーイング
ピーター・ロビソン
茂木作太郎
並木書房
2024年11月7日
2件の記録
  • 「会社は誰のものか?」という問いを強烈に突きつける一冊。株主、顧客、従業員など多様な関係者の間でバランスを取ることこそ経営者の役割だと改めて感じた。ボーイングの事例でありながら、「納期と品質」「開発と利益」「現場と経営」といった製造業共通のテーマが貫かれており、他人事とは思えない。特に印象的だったのは、マクドネル・ダグラスとの合併後に企業文化が失われていく過程。決定的な何かはないものの、それだけに病巣の深さは計り知れない。合併は数式ではなくお見合いであり、価値観の相性が企業の命運を左右することを痛感した。
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