ニキの屈辱

10件の記録
えび@robi_xiaoEB2025年12月27日読み終わった山崎ナオコーラ『ニキの屈辱』 「かわいい女の子」であることを拒んでいたニキが、最後にはかわいい服を着て、化粧をして現れる。けれど加賀美にとっては、かつてのカリスマが牙を抜かれ、無害な「ただの女」へと変わる過程の記録でしかなく、愛を乞う彼女をただの「素材」として見下す。 最後にカメラを向けたのは、愛が再燃したからではなく、被写体として優秀だったからに過ぎない。愛ゆえに武装解除した姿さえ、冷徹に「素材」として搾取される。恋人としての眼差しなど最初から無かったという絶望。良すぎてキツくて……いい読書でしだッ…ウッ…



7235@_7_2_3_5_2025年4月16日読み終わったタイトルからどういう結末を迎えるのかある程度予期できるのだけれど、それでもニキの手遅れな気づきであったり、もう取り戻せない日々といったものが切なくてぐっときた。ひとつひとつ確かめながら恋愛をするふたりが甘酸っぱい(加賀美のことはあんま好かんけど。笑)。「手を繋ぐことを発明した人ってすごいよね」という台詞を生み出した山崎ナオコーラさんってほんまにすごいよねとおもう。







