家庭用安心坑夫

家庭用安心坑夫
家庭用安心坑夫
小砂川チト
講談社
2022年7月11日
7件の記録
  • みー
    みー
    @mi_no_novel
    2025年4月30日
    GW読書週間六冊目。 小砂川チトさんの本は、『猿の戴冠式』以来久しぶりに読んだ。 難解だった……!終始現実と幻想の境目をふわふわしてて、今語られているのは何だ?と思いながら読んだ。何が正しい、正しくない、死んだ家族か夫……。 文体は易しいんだけれど、地に足をつけて読めなかった。でもその浮遊感がまた面白くて、現実から離れたい時に読むのは良いなあと思った。
  • Suzuki
    Suzuki
    @finto__
    2025年4月11日
    ★★★☆☆ 「母はたぶん、〈なにが?平気だけど?〉という顔をするのに命がけのひとだったのだ、といまでは思う。ひとから不憫がられるのをものすごく嫌っていて、そのくせみずから一番不憫がられるほうへ向かって行くという奇妙な生き方を選んでいた。おそらく、意地になってひとりで小波を産んだことを後悔していたが、かたくなにそれを認めたがらなかった。たとえばなにかの拍子にうっかり片腕を無くしたとしても、〈え、どうして?あたしずっと腕なんか二本も要らないと思ってたし、はなからこうするつもりだったんだけど?〉言い出しそうな、彼女はそういう異常な負けん気をもっていた。だから、それこそこんなふうな人物評はとてもかわいそうなんだけれど、あのひとはじっさい問題、徹頭徹尾、不憫なひとだったのだ、と小波は思う。」p66
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年4月11日
  • にくみ
    にくみ
    @2k3k2
    2025年4月10日
  • hn
    @hn__87
    2025年4月7日
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年3月21日
  • naoko
    @55naoko
    2025年2月12日
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