

にくみ
@2k3k2
- 2025年5月25日その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのかアグラヤ・ヴェテラニー,松永美穂気になる
- 2025年5月25日バチカンの狂気ジェイソン・モーガン気になる
- 2025年5月22日妻を帽子とまちがえた男 (ハヤカワ文庫NF)オリヴァー・サックス読み終わったずっと読みたくて積読になっていた本。読み始めると止まらなかった。脳障害によりさまざまな不便な現象に見舞われる患者たち。その苦悩と時には類稀な才能が綴られている。これを読むと、幸福感とは結局のところ己に与えられた状況をどう捉えるか、どう乗りこなすか、ということにかかっているのだと実感させられる。なんの障害もなく恵まれているように見える人間も本人が置かれた状況に満足できなければ不幸になるし、障害を持っていても自分にできることを楽しもうという心があれば幸福になれる。もちろんそのためには障害の有無に関わらず手を差し伸べてくれる人や社会が必要ではあるため、もっと厳密に言えば本人の意識と他人及び社会のサポート両方が手を取り合うことで実現できる幸福、となるだろう。
- 2025年5月21日世界99 下村田沙耶香読み終わったネタバレあり。 世界99下巻。 年齢を重ねてゆくほど主人公の関わる世界が減って役割がなくなって賞味期限が切れて身軽になりからっぽになってゆく中、最後に役目を与えられる構図、救済、という言葉があまりにしっくりきて後半夢中で読んでしまった。救われる方法、終わりの迎え方、世界との接続を外してゆく感覚。どれもうっすらと覚えがあって、でもまだ完全にはできてないものたちで、モデルケースを見ているよう。 最初に空子を分裂させひとりの人格を発生させた女性である白藤さんと、空子を世界の当事者にした女性の音ちゃんが晩年の空子にちゃんと関わってその人格みたいなものを消費して自分の生きる糧にしていってるの、共食いの構図を感じさせて、それもかなり好きでした。 というか、空子の願望や自認はおいといて、彼女の自我の始まりと終わりは白藤さんだったんだなということを知り、それはたまらなく痺れるな、と手を叩いて喜んでいる。 2人は友達でも家族でもなかったのにね。
- 2025年5月17日世界99 下村田沙耶香読み始めた
- 2025年5月17日
- 2025年5月16日
- 2025年5月16日世界99 上村田沙耶香読み終わった村田沙耶香大先生〜!!!!!!! ピョコルンの生態と生贄システムへのうっすらとした罪悪感や優越感、人間関係における上下関係、対等な関係なんて夢の世界の話と切り捨てる気持ち。空子の考えてることほとんどに共感する人が多いだろうと思うと、ディストピア小説と言い切っていいのか疑問でもある。 とりあえず話はめちゃめちゃ面白いです。
- 2025年5月10日世界99 上村田沙耶香読み始めた
- 2025年4月29日感染捜査吉川英梨読み終わったゾンビ制圧小説。ゾンビウイルスができた過程もそれに対する責任感も警察官の葛藤もウイルス感染した人間はバケモノではなく感染者であるという認識も、設定まわりなにもかも面白かった…! 認識の甘さと弱さと最悪を想定できない想像力のなさ、人間あるあるすぎてイライラする。綺麗事ばっかで死んでく人間や感染した子供のために生きた人間を餌にする母親とか特に好きだった。面白かったなしみじみと…ただ文章の相性が悪くて読むのすごく時間かかった。時間かかったけどほんとに面白かったよ…!続編買おう。
- 2025年4月27日
- 2025年4月26日
- 2025年4月24日
- 2025年4月23日カミサマはそういない深緑野分気になる
- 2025年4月23日
- 2025年4月18日あやとり千種創一読み始めたどうしても欲しくて本屋さんに走った。スピンが2本ついてて表紙と裏表紙にあやとりの紐が描かれてて、もう装丁がすでに良…永遠に繋がり続けることはできない人の縁が、それでも重なることはできるみたいな装丁。良……
- 2025年4月17日感染捜査吉川英梨読み始めた初めて読む作者さん。初めての作者さんはいつも呼吸を合わせるのに時間がかかるので今回も初期は読み進めるのが鈍足。でもゾンビものが大好きなのとグロ描写が角川ホラーぐらいしっかりあって嬉しいのでテンション上げて読み進めたい。
- 2025年4月10日あなたのための短歌集木下龍也気になる
- 2025年4月10日熟柿佐藤正午気になる
- 2025年4月10日モネのあしあと原田マハ気になる
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