潮音 第四巻

潮音 第四巻
潮音 第四巻
宮本輝
文藝春秋
2025年4月18日
7件の記録
  • gaiav64
    @agulv64
    2025年5月6日
    読了しました。やっぱり宮本さんの小説はいいなぁ。心に感動と栄養をもらえます。 それと、物語のタイトル名の付け方に、いつも感心させられます。「錦繍」しかり、海の深いところを流れる潮の音、物語にあまりにピッタリで響きも美しい。
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    @blue_27
    2025年4月29日
    結婚の話。 女は15歳だから早くないが、男は17歳だからまだ早い。 この頃の慣習といえばそれまでなのだろうけど、こういう文章を読むたびにモヤっとしてしまう… 寿命が短いというのも関係はしているのだろうな… 2巻か3巻で、30代の才児に14.5歳の子を紹介する場面もまぁこの時代はそうだよなぁという感じ。
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    @blue_27
    2025年4月29日
    「潮音」という題名の大きさを最後の最後で感じた。お登勢だけが聞こえているのもまたいい。 1月末から刊行されるのを心待ちにしながら過ごしてもう3ヶ月。 最終巻まで読んで、幕末〜明治初期にかけての一般市民の動きがありありと浮かんだ。 これまで坂本龍馬や高杉晋作、伊藤博文など著名人に焦点をあてたものばかり読んできていたが、日本人のほとんどを占めるその他大勢の目線で、噂や伝言をもとに何が起きているのかを理解していく弥一たちの姿が新鮮だった。 伝達の術がほとんどないこの時代は、情報が全く入ってこないか、むしろ情報が錯綜していたか。 新しい日本語や太陽暦への変更、円の導入といった場面はやはり面白かった。 順応していくのはさぞかし大変だっただろうなと思う一方で、これらが今日までそのまま続いているのも、改めて歴史ってすごいなと感じる。 本当に面白かった。読んでよかった。
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    @blue_27
    2025年4月27日
    明治初期、円の導入や廃藩置県、新たな日本語の創設、蒸気機関車の開通などめまぐるしく変わっていく日本に、当時の人たちはどのように順応していったのか。 福沢諭吉門下が組合や銀行などといった日本語を作ったという話は、例えば若者言葉と同じようなもの? 初めは意味が理解できなくても、周囲の人や報道で取り上げられる回数が増えることによりなんとなく理解ができるようになる。そして最終的には日常に溶け込んでいく。 明治以降の日本語創設について知りたいと思った。
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    @blue_27
    2025年4月26日
  • asayom
    asayom
    @reads_2025
    2025年4月22日
  • asayom
    asayom
    @reads_2025
    2025年4月22日
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