生まれてこないほうが良かったのか?

9件の記録
- リチ@richi2025年4月19日かつて読んだ好きな一冊。反出生主義的な思想を古代から現代に至るまで追い、「誕生肯定の哲学」へ。 ニーチェのところは感動した。著者の「私にとってこの問題と向き合うことはけっして知的なパズル解きではなく、私がこの限りある人生を後悔なく生きるためにどうしても必要な作業である。あるときは否定の側に寄り、あるときは肯定の側に寄りながら、生まれたことの意味を考察し続けていく作業、それが私にとっての「誕生肯定の哲学」という営みなのである。」という言葉が響く。