子どもかんさつ帖

子どもかんさつ帖
子どもかんさつ帖
鈴木純
アノニマ・スタジオ
2023年6月26日
5件の記録
  • Yamada Keisuke
    Yamada Keisuke
    @afro108
    2026年9月28日
     『ikuzine』きっかけで本屋B&Bの選書企画に呼んでいただいた。先日、滝口悠生さんと前田エマさんのトークイベントに足を運んだ際、その選書企画の一環として置かれていた「誰でも書けるノート」を読むと、そこには、男性として育児をすることについての著者の長文コメントが載っていて興味深く読んだ。それをきっかけに購入したのだった。タイトルどおり「かんさつ」を通じた、子どもへのやさしい眼差しが感じられる一冊だった。  本著は、著者の子どもが0歳11ヶ月から3歳7ヶ月になるまでの様子を観察した記録と、その記録をもとにしたエッセイで構成されている。観察記録=発育記録となるわけだが、冒頭に発育に関するエクスキューズがちゃんと付いていた。  「何歳で何ができるのか?」は子どもによって千差万別である。3歳くらいまでは横並びの感覚が強く、他の子ができて我が子にできないことが気にかかっていた。ただ、3歳を過ぎたあたりから、保育園や習い事の同級生の間で明確な個体差があることを感じるようになり「発育速度は個人によって異なる」ということを認識できるようになった。本著で紹介されている内容も、その個体差のバリエーションの一つであり、同じ年齢だった頃の我が子を思い出し、比べながら読んでいた。  改めて感じたのは、子どもは世界を学んでいる最中だということだ。4歳でもうすぐ5歳になろうとする我が子は、基本的なことは自分でできるし、言葉も達者になった。それゆえ、大人ができる当たり前のことでグズついている様子をみると、ストレスを感じてしまう。しかし、冷静に考えてみると、まだ4年しか生きていのだから、できないことが当然ある。大人はそこを観察し、汲み取りながら成長を見守っていく必要がある。本著を読んで、こういったアプローチが必要なのだと気づかされた。著者が育てながら少しずつ理解を深めていく流れとして記録されているからこそ、追体験として腑に落ちやすかった。  なかでも一番グッときたのは、「目に見えないものを理解していく」というエッセイ。著者の子どもが愛情を水に例えて、自身の感情の微妙な揺らぎを両親に伝えるエピソードで、子どもとは到底思えないほど、的確で繊細な表現に驚かされた。抽象的な内容を具体物に変化させて、親と子で相互理解していく過程自体が楽しいということは育児でよくあることだ。ただ、こうやって言葉にしてくれるからこそ、日常で流れていく、ささやかな気づきについて振り返る機会をもらえるので、他者が育児する様子は定期的に読んでいきたいなと思う。
  • deko
    deko
    @dekopopopon
    2026年1月21日
  • のほ
    のほ
    @_nohohonn
    2025年11月7日
    まもなく2歳2ヶ月をむかえる息子の成長に感動して、記録したいなぁと思い、手に取った本。こんな繊細に観察したかった…!暮らしやできごとを写真に収めることが素敵だと思った。事実や発見はもちろん、そのとき自分が何を感じたかも残せたらいいなぁ。 ▼刺さった文章 成長のことってどこか一瞬だけがあるわけではなくて、連続した流れの中にあるんだよね。切り取り方は人によって違う。
  • 鈴木純さんの 命つながるお野菜の一生 が面白かったので きっとこの本も面白いだろうと手に取った一冊。 鈴木さんの観察眼が素晴らしい。 娘さんの小さなお手てがかわいい。 すごく待つことができる人なんだなと思った。 私はここまで待てない。 子の成長が楽しみに 大変なことがあっても後から思い返すと 尊い日々だと見通しをたててくれる本でした。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved