余命一年、男をかう

12件の記録
- 北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年4月3日読み終わった自分の余命がわかったらちょっとホッとするって気持ち、わかる気がするなあ……。このまま独身で健康に無難に生きていけるとして、それってまるっと幸せってことになるのか?って聞かれると即断できない……
- JioA@bout_A_girl2025年3月9日借りてきたまた読みたい@ 図書館死生観が私と同じだった。独身40歳女性の主人公は癌で余命一年と宣告されて感じたのが「この先何年も生きなくていいんだ、と安堵した」。末期といえど一年。否二年三年正確な寿命がわからないなら今までの貯金をぜんぶ使おうとするも渋られ、では一年と決めて自殺するかと思っても迷惑を被る人がでてくる。1人で生きていくことも困難なのに、1人で死んでいくことも許されない。生きることを恐れていた。いつかくる貧困に怯え不安があるなかで余命一年は肩の荷がおりた。とあって共感しかなくこの本を買おうとおもった。そんな中でホストの男をかうことになる。買っても主人公の死生観はかわらなかったが、ホストという接客のプロの立ち振る舞いが「かった」事が正解だった。こんなに気持ちよく過ごせるなら財産ぜんぶこのホストに残そうと。あとはさっさと死んでしまう。それが良かった。終盤まではそのスタンスで、その死生観が私と同じで共感していた。