ヨン・フォッセ1

ヨン・フォッセ1
ヨン・フォッセ1
ヨン・フォッセ
早川書房
2024年9月4日
5件の記録
  • ゆかし
    ゆかし
    @return1030
    2025年4月29日
    読書会のおかげで読むことになったヨンフォッセ。(名前すら知らなかった…) ひとまず「名前」だけ読んだ。 シェイクスピアの韻文みたいな書き方。こんなにト書きが多いのは初めて見た。(私読んでるのが新劇とかばっかりだからか?) 若い女のふるまい、不機嫌なときの私みたいで草。 若い男が義実家で永遠に本読んでるの、私が義実家で永遠にスマホとかタブレット触ってるみたいで草。 ヨンフォッセはわかりにくいらしいんだけど私には身に覚えのある、言語化の難しい感情が呼び起こされて共感しまくっていた。
  • 『ぼくは風』読了。 「ひとり」と「もうひとり」の二人芝居。船の上〜岸辺で波のように繰り返される会話。時々挟まる客観的な台詞で、それらが過去のものと分かる。幻想的で、色々なものの境界線が曖昧で、とっても好みな作品だった。 それにしても間の指定が細かすぎて(とても短い間・短い間・少し短い間・間・少し長い間・長い間・とても長い間)、リズムの答えを知りたい!いっそ楽譜にしてくれ!!ってなった。あと「口ごもる」もあるので、その余韻は次の間と同一換算なのかが気になった。
  • 『スザンナ』読了。好みだった! 「俳優三人のための一人芝居」という副題どおりで、俳優が三人登場するが其々独白の一人芝居で且つ同一人物。そういう意味でも一人芝居。 イプセンの妻スザンナの若年(イプセンと出会ってすぐ)、中年(息子7歳の誕生日)、老年(イプセン死後の自分の誕生日)、皆イプセンとの食事を待っているひと時。 同一人物違う時系列を別俳優が演じて同じ空間に存在するのは『モーツァルト!』等で見られる演出だが、待っている日常の一コマが重なっているだけというのが面白い。
  • 『名前』は以前読んだので、残りの2篇を読む。より具体的に舞台を想像しながら読みたい。
  • 白雨
    白雨
    @nocturnalism
    2025年3月15日
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