人生に、上下も勝ち負けもありません
5件の記録
読書日和@miou-books2025年5月31日読み終わった若いころは全くピンとこなかった老子。でも最近とっても共感する。 といっても、実践できていなくて消化不良感がすごいのだけど。 そんな中出会ったこの本。精神科医の方がとても分かりやすく解説してくれている。 上り坂の儒家、下り坂の老荘。上りの時期は『論語』、下りの時期は『老子』、らしい。 そっか、以前はイケイケ!やれるはず!!とガツガツしてたから老子ピンとこなかったのか。 いつも他人と比べてしまっている、という自覚はあり、ジャッジフリーになるための練習はしているものの、もう一回やってみよう。これはやったことなかったな、など勉強になりました。 他人に勝つよりずっと難しいのは自分に勝つこと。自分の弱さを見つめ、自分の置かれた状況を知り、それに不満を持たない、欲を出さない。これができるのが真の強さ。競争まみれの社会、「あなたは、そこに参加しますか?」 ほんとうは十分なのに、自分で「足りない」って思い込んでいるだけなのかもしれない。 人間だもの、強気になったり弱気になったり毎日忙しいけれど、いろんな考えも持つけど、柔軟な自分でいたい。

