源氏物語 下

4件の記録
- 青布団@ofton_ofton2025年9月6日読み終わった絶対的な求心力を持つ、唯一の人がいなくなった後の物語だった。薫と匂宮はキャラクターとして不足しているというより、源氏物語というフィールド内では、二人の特性を兼ね備えていないと物語を操縦できませんよ、と告げられているように思った。 一方で、ただこの物語が光源氏のためだけの世界なのかとも思えなかった。光がない後の現実に引き込むために必要な二人だったとも思った。 光源氏の物語よりも、恋愛や結婚についてフォーカスしていたように感じる。人をより映す一方で、人の心を理解するとはどういう事なのか、滑落していく成り行きを見ながら考えさせられる。
- ぱち@suwa_deer2025年3月6日読み終わった読書会『源氏物語 上・中・下』(角田光代訳)。 約1年かけてついに読み終えた。 去年の4月から友人が『源氏物語』の読書会を始めたのをきっかけに読み始めたが長かった…。 読書会も来週末の開催で最後。 「こじらせ男子」たちがやらかしまくる「宇治十帖」大変面白かった。