
ぱち
@suwa_deer
鹿児島で古本屋とか読書会とかやってます。
- 2026年3月17日
フロイトの灯西見奈子気になる - 2026年3月15日
- 2026年3月15日
- 2026年3月15日
荒潮中原尚哉,陳楸帆読み終わった読書会課題本読んだ中国のSF小説なので当然ながら登場人物が中国人が多いわけだけれども、人名のルビが冒頭にしかふっていないため名前を覚えるのがまず難しい。そして登場人物の視点とシーンの切り替わりが頻繁に起こって、誰の視点で何が起こっているのかを把握するのに少し手間がかかる。以上2つの理由から初読はなかなか読み進めるのが難しかった。ストーリーの方はわりとエンタメ感が強い一方で、重層的な力関係をとても上手に描いている小説だと思う。この力関係を背景に登場人物たちが言動を行なっているので、その振る舞いがどういう意図でのものなのかが判断しづらいのも初読での読みづらさにつながっているのだろうなと思う。エンタメ感が強いと書いたけれども、「島」や「ゴミ」、「台風」、「潮」といったモチーフをかなり複雑に盛り込んでいて、再読すればするほどより深く読み込める余地のある面白い作品だと思う。 - 2026年3月9日
シリコンバレーのドローン海賊ジョナサン・ストラーン,中原尚哉他読んだ『荒潮』読書会に臨むにあたり陳楸帆の短編「菌の歌」のみ目を通した。 『荒潮』とほかの短編と比較して読まざるを得ないんだけど、邦訳されたなかでは女性がクローズアップされていることがまず目を引く。作品のテーマ性から来るものなのか何なのかは考えたいところ。最終的にどういう共生があり得るのかという話になるわけだけど、どういう未来が良いのかというある種の理想を見せると同時に政治の話が出てくるのがやはり面白い。あと科学技術の進歩が伝統文化だったり呪術的なものとどう接続するのかという話は一貫したテーマなのだろうなと思うなど。 - 2026年3月7日
- 2026年3月1日
- 2026年3月1日
- 2026年2月26日
タロットの秘密鏡リュウジ読み終わった読書会読書会課題本読書会の課題本で読んだ。 タロットの歴史と魅力を知るのに良い本。 個人的に一番の収穫はタロットに「エジプト起源説」があったというのを知れたこと。(実際はその起源ではない) 『ジョジョの奇妙な冒険』の第三部に登場するスタンドの名前がタロットの大アルカナにちなんでつけられていることにこれまで特に疑問を持たずにいたんだけど、日本からラスボスのいるエジプトを目指すという話だからタロットなのかとようやく分かった。ジョジョは悪役も魅力のあるキャラが多くて、そのタロットがどういうものなのかを知ると、キャラに対する解像度も上がってよかった。やっぱり具体的な比較や分析対象があると面白く読めるなあとしみじみと。 それと余談だけど読書会ではひと通り感想を話した後に実際にタロット占いを行なった。これも非常に面白かったので自分用にタロットカード買いたくなる。何か良い感じの絵柄のものを探したい。 - 2026年2月23日
シリコンバレーのドローン海賊ジョナサン・ストラーン,中原尚哉他読み始めたイーガンの「クライシス・アクターズ」目当てで手元に置いていたのだけれども、『荒潮』の陳楸帆の短編が収録されてると教えてもらったので読まねばならない。(全然気づいてなかった…) - 2026年2月18日
折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジーケン・リュウ,中原尚哉,古沢嘉通,大谷真弓,鳴庭真人ちょっと読んだ中国SF『荒潮』(陳楸帆)の読書会に向けてやはり短編作品も目を通した方がいいだろうと思い、収録されている陳楸帆の短編とエッセイのみざっくり読んだ。 本物と偽物、アイデンティティのゆらぎ、システムへの服従、といったテーマというか要素を一貫して描いているんだなと分かる。 それと女性の描き方、キャラクター造形についても、「鼠年」と「麗江の魚」では主人公を脅かす役回りにもなっていて、『荒潮』に登場するヒロインにもそういう側面がそういえばあったなと気が付いた。 『荒潮』一周目はどこに意識を向けて読めばいいか掴めなかった部分があったんだけど、やっぱり短編作品にも目を通すといろいろ気がつく事があっていいな。 読書会に向けて『荒潮』二周目に楽しく臨みたい。 - 2026年2月17日
- 2026年2月13日
しをかくうま九段理江文章が非常に好きでぐいぐい読ませられた。 ぼくたちは何故、他者を欲し、他者を待ち、他者に近づこうとするのか。 そのことを描くのには、必然的に詩と時間について触れることになるということがこの中で書かれているように感じた。 九段理江さんの本を読むのは初めてだった。 他の著作ではどんなことが書かれてるのかとても気になるので読みたい。 - 2026年2月11日
完璧じゃない、あたしたち王谷晶気になる - 2026年2月11日
自転車に乗って: アウトドアと文藝三浦しをん,夏目漱石,柴田元幸,真鍋博,萩原朔太郎,角田光代気になる - 2026年2月10日
天気が良ければ訪ねて行きますイ・ドウ,清水博之気になるたまたま来られたお客さんに読書会を主催してる話をしたら、昔見た韓国ドラマで古書店が読書会みたいなのをやってるのがあったと教えてもらった。気になって調べたらこちらが原作本とのこと。読みたい。 - 2026年2月2日
中国行きのスロウ・ボート村上春樹読み終わった村上春樹の初期短編集。 とりあえず収録作品のざっくり感想。 「中国行きのスロウ・ボート」 他者との距離感がテーマの短編なのかなと思った。 主人公がこれまでに出会った3人の中国人について語られる。 1人目は異なる人種や文化を持っていても互いを尊重しなくてはならないと言い、主人公も感化される。 2人目は大学の時のバイト仲間でふとしたきっかけを持って距離を縮めようとするも意図せず傷つけてしまう。本当に意図せずというか意味がないので、とにかく寓話的に、意図や意味が問題ではなく、近づこうとしても遠のいてしまうということが重要なのだろうと思う。 3人目は高校の同級生で社会人になってから偶然再会する。似たような環境で育ったはずなのに今では自分と同じ中国人相手にしか仕事をしていないし今後もそうだろうと語る同級生。同じ国で暮らしてるはずなのにまるで異なる世界を生きていて交わることがないのだろうな思わされる。永遠に距離が埋まることがないことを示唆されて、少し切なくなる読後感。 「貧乏な叔母さんの話」 主人公には貧乏な叔母さんがいない。でも貧乏な叔母さんの話を書きたいと思っている。冒頭の語り口とは異なる展開でえっそういう話なの?と思いつつ最後はなるほどと思わされるオチ。ちょっと落語っぽい話。 「ニューヨーク炭鉱の悲劇」 台風の日に動物園に行くのが趣味な友人の話から始まる。収録されている前2作の流れから、自分の生活圏や所属する社会の外にいる存在をどう想像したり自分と関連づけるかという話なのかなと思いながら読み進めると作品名の通りこれは「悲劇」であり、「悲劇」のまま描こうとする話だった。 何かの話題にも他人の意識にも上がらないような、はずれてしまった存在というのを描くのに、「テレビ」がモチーフ的にとても使われていると思う。 読むのが難しくはあるけど印象深く残る読後感。 「カンガルー通信」 収録作で一番難しかった作品。語り手の行動というか手紙にしたためられた文章がなかなかにやばい。宛先の相手がほのかにクレーマーぽい設定であることで不快感が薄れているのが上手いと思う。でも前収録と同様に他人とのつながれなさを描いた作品と言えるかもしれない。 「午後の最後の芝生」 失恋による不在と喪失による不在を描いた短編。この本全体がアメリカ文学的な空気が漂っているけど一番アメリカぽさを感じる作品。 「土の中の彼女の小さな犬」 前の収録作品と同様に不在と喪失感を描いている。それと同時に不在感をどう抱えるかという話にもなっていて、不在感による苦しみは無くなったけどある種の空虚感を抱えることにもなってしまったという話なのかなと解釈した。 不在のモチーフに「電話」がとても上手く使われていて唸らされる。 「シドニーのグリーン・ストリート」 収録作のなかで一番寓話的な作品。 「羊男」も「羊博士」も、電話帳に載ってるけど全く知らない存在だというのが、まさに他者との距離感や今となってはある種の分断として読むことができるような気がしてくる。 そして「羊男」と「羊博士」の関係性は、いろいろ考えられてまだ消化できていない…。 ゆるくユーモアを持って描かれてるけど、やはりエッセンスはしっかり盛り込まれてる作品だと思う。 - 2026年1月23日
南国太平記 上直木三十五気になる - 2026年1月6日
しをかくうま九段理江借りてきた読み始めた - 2026年1月4日
しをかくうま九段理江気になる
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