グランド・フィナーレ (講談社文庫)

7件の記録
盛り@fzke03152026年8月26日読み終わったすごく面白かった! 最初の出だしはファンタジーなの?と思い、伊尻やIの証言からこの主人公であるわたしの異常性が発覚する。ロリコンのわたしの考えと行動、それを一部の最後でIが断罪をする。そして二部はわたしの最後の許しという構成。 急にドラッグをきめたり海外のニュースの話をしたり何の関係があるんだと思うが、あれはニュースを知ったことで当事者意識を持つか否かの話なのかな? わたしの人生の最後の仕事、少女たちの華々しい人生の最後となるか自殺をやめて平穏な人生に生きる、皮を剥がす意味での「グランドフィナーレ」というタイトルが回収されて最高に気持ちがよい。 ヨドバシカメラと馬小屋の乙女は何を読まされたんだ……。

菜穂@mblaq_08252026年5月30日読み終わった本のある暮らし積読家オーディブル六作目 正直なところ、主人公には最後まで共感できませんでした。途中で嫌悪感を覚え、「うげっ」と思う場面もあります。それでも聴くのをやめられなかったのは、阿部さんの筆力によるものだと感じました。 描かれている出来事だけを見ればどうしようもないのに、その奥には人間の複雑さや本質のようなものが潜んでいる気配がある。 難解なだけで何も残らない作品とは違い、複雑な文章の向こうに確かな深みを感じました。 これは紙でもう一度読みたい一冊です。







