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@uzoo
  • 2025年11月14日
    狐花 葉不見冥府路行
    本作、歌舞伎の演目としても素晴らしかったのですが、その原作である本書もまた、味わい深くてよいものでした。因果応報というたった4文字の言葉を、一篇の小説に仕立て上げられているように、私には感じられました。お見事。
  • 2025年11月3日
    変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館
    国立民俗学博物館には一度行っただけなのですが、物忘れ著しい私が珍しくその時のことを記憶できたほどにそのインパクトは強烈でした。 そしてそのバックヤードはどうなっているんだろ?とずっと気になっていたところで本書に遭遇。読み進めるなかで文化人類学に携わる方々の好奇心や熱意に魅力を感じ、読み終わった刹那に友の会へ入会してしいました。 ということで、民博にちょっとでも興味をお持ちの方は一読の価値はあるのではないかと。
  • 2025年10月24日
    倫理資本主義の時代
    倫理資本主義の時代
    やや難解、ですが、日々の生活や仕事に即した自分の倫理観や道徳感を見つめ直すよい機会になった。ある意味、啓蒙されたのかな。理解の負荷は高いですが、一読の価値はあるように思う。
  • 2025年10月9日
    君のクイズ
  • 2025年10月4日
    少年が来る
    少年が来る
    噛み締めて読んだ。言葉にならない。この本が1人でも多くの人に読み継がれていくとよいな。 “光州事件から約三十五年。あのとき、生を閉じた者の身に何が起きたのか。生き残った者は、あれからどうやって生きてきたのか。未来を奪われた者は何を思い、子どもを失った母親はどんな生を余儀なくされたのか。” 帯より。
  • 2025年9月27日
    天路の旅人(下)
    天路の旅人、西川一三さん、なんと自由な生き方なんだろう。憧れてしまう。 初心に返りたいときは、また読み返そうかな。
  • 2025年9月26日
    台湾人の歌舞伎町
    台湾人の歌舞伎町
    『敗戦までの50年間、日本の統治下にあった台湾。8万人あまりが“日本兵”として駆り出され、戦前から日本に内地留学をしていた者も多くいた。 戦後、今度は一転”外国人”として扱われ、帰る場所を失った台湾人は、やがて駅前の闇市で財をなし、焼け野原に新たに構想された興行街・歌舞伎町をめざしたーー。』 歌舞伎町のオーラルヒストリー。
  • 2025年9月6日
    天路の旅人(上)
    太平洋戦争のさ中、本当にあった冒険活劇。責任を負うことさえできれば、自由は希求できる。
  • 2025年9月5日
    永続敗戦論 戦後日本の核心
    帯にある通り、日本人の必読書なのではないかと。 日本という国がいまどのような状態にあり、それはどのようにして作られてきたのか。この視点を得ることができました。 白井さんが本書あとがきで引かれているガンジーの言葉が心に響く。 「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである。」
  • 2025年8月28日
    マイ仏教
    マイ仏教
    久しぶりに文章を読みながら笑うことができた。みうらさんが紡ぎ出す言葉に触れていると、気持ちが優しくなってくる。 諸行無常で諸法無我な世の中で、自分なくしの旅のお供に。
  • 2025年8月26日
    テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン) (集英社学芸単行本)
    近年急速に進むテクノロジーの進化や寡占は、私たちの日常にどのような影響を与えているのか、読み解くに最適な一冊。 日々の事件事故・世界情勢を伝えるニュースや最近のドキュメンタリーに触れるなかで漠然と感じていたこと、あるいは概念が納得感ある形で言語化されていた。 このモメンタムが継続したとして、生きやすくなる社会になるようには思えないのですよね。さて、どうしたものか。
  • 2025年8月13日
    まなざしの地獄
    タイトルに惹かれて手に取った一冊。近代から現代における社会構造の急激な変化は、そこに生きる私たちの身の周りの環境や私たち自身の心境に、どのような影響を及ぼしにくるのか。1968年に日本社会で起きたとある少年による連続射殺事件の背景を考察することを通し、これを考える機会を与えてくれる。
  • 2025年8月11日
    気流の鳴る音
    気流の鳴る音
    自分にとってとても大切なことが書かれていることはわかるが、まだうまく言葉にできない。この方に見えていた世界をもっと知っていくうちに、何か見えてくるのか。もう少し探究を続けてみよう。
  • 2025年8月4日
    差別はたいてい悪意のない人がする
    差別に向き合おうと思い手に取った一冊。誰もが、いつでも、差別する側にも、差別される側にもなり得ること、これを無くしていくには不断の努力が必要なことが、よく分かった。期待以上の良著。 ちょっとでも生きやすい社会を目指して、自分には何ができるだろう?
  • 2025年8月2日
    生物から見た世界 (岩波文庫)
    生物から見た世界 (岩波文庫)
    清々しい読後感、純粋に面白かった。挿絵が絶妙。人間を含む全ての生物は多様であること、その当たり前の事実を確認する、よい機会になるのではないかと。
  • 2025年7月20日
    闇の精神史
    闇の精神史
    急速に進化するテクノロジーは人類社会にどのような変化をもたらすのだろうか?人類はテクノロジーを使いこなすことはできるのだろうか? その思考の入口として。
  • 2025年7月17日
    ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA)
    近未来の、あるいはもう既に到来しつつある情報管理社会に対して、自分は何を思うか。自ら考え、自ら決断し、その決断による責任を引き受ける、そのような態度を意識的にとる、その大切さに気づかされたように思う。良著。
  • 2025年7月15日
    生物と無生物のあいだ
    NHK最後の講義をきっかけに、動的平衡のことが知りたくなって手に取った一冊。生命とは何か、その探究の歴史の一旦、人間模様が垣間見えてくるノンフィクションとしても一級品なのではないかと。
  • 2025年7月7日
    敗れざる者たち
    敗れざる者たち
    自分がたどり着くことは決してなかった境地の物語。一篇一篇、一人一人の命の燃焼に惹き込まれてしまった。
  • 2025年7月5日
    ダークウェブ・アンダーグラウンド
    ダークウェブについて知りたいな、と思い何気なく手にした一冊。陰謀論について理解を深めつつ、“社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち”の生態系や思想、その一端が垣間見えてきた。 サイバー空間ではこんなことが起きているのか…
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