四月怪談

4件の記録
菜穂@mblaq_08252026年1月8日読み終わった本のある暮らし積読家大島弓子さんの『四月怪談』は、七編からなる短編集です。 『綿の国星』と同じく、絵も物語もふわふわとやさしいのに、その奥には生きることの厳しさや、避けられない「死」の気配がそっと潜んでいます。 本書では死をテーマにした作品が多く描かれていますが、暗さや重さはなく、むしろはかなさや切なさが胸に残ります。死にゆくものと生き続けるもの、その分かれ目を思うと苦しくなりながらも、誰にも等しく訪れる死を静かに受け入れることの大切さを、やさしく問いかけられているようでした。





