

スターガール
@yesor_yes
- 2025年10月11日涙の箱きむふな,ハン・ガン読み終わった「しかし、それは事実ではない。針に刺されたら、わしの指は熱い血を流す。いつも歯を食いしばり、頭を壁にぶつけて、闇に向かって、なりふり構わず叫びたいような苦しみを感じながら生きてきた。しかし、そんな話をずっと聞かされると、自分でも、わしは冷たい人間ではないだろうかと思うようになった。本当にそうだろうか。世のみんなはわしより魂が熱く、わしより心が生き生きとしているのだろうか。しかしそれは、自分で泣いてみないとわからないことだろう。涙というものが人の心をどう変えるのか、経験してみないことにはな。」
- 2025年10月11日大きな字で書くこと加藤典洋もらった
- 2025年10月10日涙の箱きむふな,ハン・ガン借りてきた
- 2025年10月10日
- 2025年10月9日読み終わったダーグ・ヨハン・ハウゲルードの映画『LOVE』を思い出しながら読む。 「ですから、必要なのは予防ではなく、修復です。/転移と逆転移が起きないようにするのではなく、起きてしまったときに、関係がおかしくなっていると気がつき、やり直すこと。」「未来の約束があるならば、それまでの間は一人じゃない。」「トイレそうじがこころのケアになる。/話をきくよりも前に、おせっかいをしなくちゃダメなんだ。こころの整理をする前に、まずは生活を整え、体をケアする必要がある。それがこころのケアなのだ。「『一緒に』というのがいいんですよ。」「でも同時に、傷と傷が触れ合うからこそ生まれる深いつながりもあります。(…)それぞれが違う傷を抱えているんだけど、でもなんか共鳴するからこころが持ってかれるんです。/傷を介して、人と人は混じり合う。人間と人間を近づけるのは傷である。」
- 2025年10月9日鴨川ランナーグレゴリー・ケズナジャット買った
- 2025年10月8日ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のことアンジェラ・チェン,羽生有希気になる
- 2025年10月4日
- 2025年10月3日夢のうた左右社編集部読み終わった渡辺松男「夢にわれ妊娠をしてパンなればふっくらとしたパンの子を産む」 初谷むい「逆光の夢だったから わかって、した おそらく果たされない約束を」 鈴木ちはね「素手で送りバントさせられる夢を見た 笑い話にできるだろうか」 三田三郎「咳き込んだ拍子に夢を失ったということにしてもらえませんか」 枡野浩一「この夢をあきらめるのに必要な『あと一年』を過ごし始める」 鈴木晴香「夢で会う必要はもうなくなってきみのこの世のまぶたを舐めた」 加藤治郎「たぶんゆめのレプリカだから水滴のいっぱいついた刺草を抱く」 穂村弘「夢の中では、光ることと喋ることはおなじこと。お会いしましょう」
- 2025年10月3日ぼくはきっとやさしい町屋良平読み終わった「『ゴメン、おれ、ハイパーセンチメンタルで、いま……』/こわごわと冬美の顔をみる。ほほえんでいた。『センチメンタル?』『季節が……、夏が溶けた。ぼくの手のなかで、ビックリする……』」 「しかしそれには、何度試みても仕損じる。はじめて冬美をみつけたあの日を出発点に、過去へ未来へ記憶を補完しながら綴られるぼくのテキストと、書くという行為が並行してちょうどぼくという記録になる。片方では足らない。」「しかし書いたものも書きなおしも、永遠に実感を結ばない。なんど語彙を取り換えても、なんど一文を入れ換えても。間違っていたのは実感とことばのかんかいではなく、ながれそのものだったからだ。」
- 2025年10月3日黄金比の縁石田夏穂読み終わった「思いきや、はっと目を開けた。人は声だけになると、何て、確固としないのだろう。その存在感は幽霊のそれに近かった。何より私はこう思った。こんな大層な話、どんなツラ下げたやつがしてんだと。話の内容より姿を見せろと思った。ホラよりブツだと思った。加藤の耳は、そうは思わなかったのだろうか。/見ると、そこには自分と同じ、大したことない人間が座る。何やら口を懸命に動かしている。とても冷静になれた。」
- 2025年9月29日永遠の夫ドストエフスキー,千種堅もらった
- 2025年9月29日島とクジラと女をめぐる断片新版アントニオ・タブッキもらった
- 2025年9月29日四月怪談大島弓子もらった
- 2025年9月29日十二月の十日ジョージ・ソーンダーズ,岸本佐知子もらった
- 2025年9月29日私は小説である佐々木敦もらった
- 2025年9月29日二十四五乗代雄介もらった
- 2025年9月29日理由のない場所 (河出文庫 リ 4-4)イーユン・リー,篠森ゆりこもらった
- 2025年9月29日
- 2025年9月29日あなたの恋がでてくる映画二村ヒトシもらった
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