草原の椅子(下巻)

4件の記録
- たま子@tama_co_co2025年5月27日読み終わった読み終え、ひとと話したり関わることでしか得られないものを10年分くらい経験したような気になる。人間のなんたるかがすこしずつわかってくる、というような。苦々しくともひとと関わり社会を知り世界を見るのだ、とやわらかく背中を押されている。これまで生きてきたことを肯定されている。そんな気がする。
- jyue@jyue2025年5月26日読み終わった読書日記5月某日(日) 最近、うまく眠れない。夜中何度も起きるから、寝起きはかなりぽやぽやと寝ぼけており、知らぬうちにSNSを開き、よく分からない広告にいいねを押したりしている…くやしい…。 5月某日(月) 『草原の椅子』も、のこり1章。いざ、フンザの旅へ。ネットでフンザを検索してみる。パキッと乾いたような美しい国。脳内で、主人公たちをフンザで歩かせながら読む。
- たま子@tama_co_co2025年5月26日読んでる瀬戸内海の夜の浜辺に寝転がり、酒をのみながら月を眺めて、母のすきだった中原中也の詩を口ずさむ。蚊取り線香の匂い。となりで電話する親友ふたりの漏れ聞こえる笑い声。冷たい潮風のすこしの寂しさと心地よさ。浮かぶ情景が妙にリアルでくすぐったい……多分どこかで経験したのだ、似たようなことを。そしてこの先何歳になってもこんな情景にきっとまたどこかで出会えるような気がする。残り一章。