敗北力 Later Works 【増補版】

3件の記録
- Marua@imasa_arumin2025年6月3日この本を繰っていると、次々と読みたい本が出てくる。クリストファー・イシャウッドの『キャスリーンとフランク』も再読してみようと思う。 イシャウッドの父は「塹壕の中で編み物をしている陸軍大佐」だったっけ?覚えていない。その父が母に宛てた手紙の中で「息子を軍人にする必要はない」と書いていたんだっけ?これも覚えていない。この作品の肝のひとつだったんじゃないか、たぶん。 編集グループSURE発行の『在日コリアン翻訳者の群像』もすごくおもしろかったのだった。この編集グループの他の本も読んでみたい。
- Marua@imasa_arumin2025年6月2日読んでる購入@Title 鶴見俊輔はよく母親のことを書いているが、この本でも何ヶ所かで言及している。 つらいのが、どんな仕打ちをされても母親のことが大好きで、苦しみながらも「愛情からくるもの」と捉えていたし、最後までそう思っていたところ。 そして晩年まで「自分は悪人」という思いを持ち続けたと書いている。お姉さん(鶴見和子)がかなり間に入ってくれたらしいが、一生抱える心の傷を負ったのだ。