霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)

霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)
霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)
綾辻行人
KADOKAWA
2014年3月25日
20件の記録
  • しゅう
    しゅう
    @shuu62
    2026年10月2日
    読了。たいへん読み応えのある傑作だった。 モチーフは吹雪の山荘と見立て殺人たが、これらに「館シリーズ」ではおなじみの概念である「場の力」を持った館が交わるとこうなるのか。 名前の奇妙な暗合や、作中で解釈されるような予言めいた出来事など、いくつか超常現象的なものは示されるが、ハッキリと超常現象の実体が描かれる事はなく、登場人物、及び読者の解釈に任されている。 その超常的な部分と、一連の殺人事件の論理的解決の部分のバランスがちょうど良く、幻想ミステリーとも言うべき整合性が保たれていると感じた。 1つ惜しいなと思ったのは、作中の初めから示唆されている館に暮らすもう一人の人間だ。 結果的に彼が真犯人を指摘する形にはなったのだが、彼を屋敷の人間全体で隠す意図がわからず、なぜ彼がこの物語に必要なのか、読み取る事は出来なかった。 穿った見方をすれば、途中ずっと匂わされてきた不審な存在は、この物語の幻想性、怪奇性を担い、終盤でその姿を明かし事件を論理的解決に繋げる姿は、この物語のミステリーとしての合理性を担う存在なのか、とも思った。 そういえば、上巻のはじめに「もう一人の中村青司に捧ぐ」という文章があり色めき立ったのだが、作中なんら関係する話は出てこず、何だったのかと思っていたのだが、巻末に載っている綾辻本人へのインタビューで1つの事実が明かされる。 ア、なるほど。と思ったのだが、是非気になる方は巻末までしっかりチェックしてもらいたい。
  • あき
    @aki
    2026年7月30日
  • はる
    @ayamey
    2026年7月26日
  • 環
    @rrrnagare77
    2026年6月17日
  • よみみ
    よみみ
    @yomimi433
    2026年6月12日
  • 釘島滝子
    釘島滝子
    @nailshock
    2026年5月26日
  • sumotqn
    @sumotqn
    2026年2月7日
  • ゆるみす
    ゆるみす
    @15yurumys15
    2026年1月25日
  • 怪盗
    @kaikaito
    2026年1月2日
  • りんご
    りんご
    @Ringo_no_umi35
    2025年11月26日
  • 🍡
    🍡
    @emma26gaufre
    2025年3月6日
  • shinon
    shinon
    @hort82book
    2021年2月17日
    館シリーズじゃない綾辻先生の作品も。 吹雪の中お屋敷にお邪魔した劇団一行が連続殺人に巻き込まれていくという大好きなクローズドサークル系ミステリー。屋敷の中に初めましてのはずの彼らを示すようなものを発見していくちょっと気味の悪い感じが面白かったし推理のシーンもわたしは好き。 見立て、文学、芸術、偶然、名前……面白くて一気に読みました!
  • ひらゐ
    ひらゐ
    @myyyyy0424
    2016年2月19日
  • えむや
    えむや
    @csg593
    1900年1月1日
  • 文望月
    @mochi1560
    1900年1月1日
    全体を通して耽美的、衒学的、そして叙情的な雰囲気が漂っているように感じました。しかしそれでいて読みやすい文章です。 推理小説としての形を保ちつつも幻想的な作品。その点においては同じ綾辻先生の作品である緋色の囁きに似たものを感じましたが、記憶の限りではあちらの方がよりホラー、サスペンスの要素が強く、同時に湿った空気感の作品であるように感じました。 一方こちらは相対的にみてややカラッとしていて、より推理ものの色が強いかと。 あくまでも感覚的にはですが結末に対するミステリとしての納得感はこちらの方が強いかなと思います。
  • 櫻葉
    @qzrrmc_8
    1900年1月1日
  • ヒビ
    @ampm_1221
    1900年1月1日
  • ぺ
    ぺ
    @seasalt_ice
    1900年1月1日
  • 女王蜂
    @Onomatope
    1900年1月1日
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