緑の祠 (新鋭短歌シリーズ10) (新鋭短歌 10)

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Yo@otsuki2026年6月26日読み終わった地声から裏声に切り換わるときこんなにも間近な地平線 無とは何か想像できないのはぼくの過失だろうか 蝶の羽が汚い 救われるということは何ベンチプレスする人々が窓から見える こないだは祠があったはずなのにないやと座りこむ青葉闇 歩道橋の上で西日を受けながら 自分yeah 自分yeah 自分yeah 自分yeah 青い屋根の比率が高い裏道を兵士のような歩幅で歩く 木やク草や建物の光と影の果てしのなさにきみも佇む ファミレスで水ばかり飲んでいたころに山村暮鳥もはじめて読んだ 気がつくと汗はとっくに引いていて高層に風回る夜明けだ
