かもめのジョナサン
11件の記録
- みどり@midori572025年10月30日読み終わった古本市で特に理由なく手に取った マッチョとナイーヴが共存している不思議な作品だ 群れから出ても仲間が欲しくなるのは人間もかもめも同じなのだなぁ

lily@lily_bookandcoffee2025年4月29日読み始めた読み終わった@ 電車amazarashiきっかけで。 自らの人生における大事なものを考え、信じた結果、形式に固執し硬直化した社会を追われたジョナサン。 彼が最終的に、硬直化した社会の象徴にされてしまうのは皮肉というか、やるせなさを感じるところがあった。 しかし最後、その社会にとらわれない「新たなジョナサン」を誕生を感じさせる終わり方に、清々しさを感じた。

廣 亜津美@hiroatme2025年3月11日かつて読んだ子供のころに読んで、大人になっても読みました。大ベストセラーでそれなりに面白いですが、これなら他にも売れてない良書があるんじゃないかと思わせます。深いようで深くないような、はなし。(そう、ちょうど「およげ!たいやきくん」みたいなものでしょうか)
徒然@La_Souffrance1900年1月1日読み終わった"正確な飛行は、私たちの本性を表現する一つの段階なのだ。" "「きみたちの全身は、翼の端から端まで─」ジョナサンは折をみつけてはよく言ったものである。 「それは目に見える形をとった、きみたちの思考そのものにすぎない。思考の鎖を断つのだ。そうすれば肉体の鎖も断つことになる……」" 物語として面白かったけど、正直寓意がよくわからず戸惑った。今の自分はまだこの物語を必要としていないのかもしれない。 ジョナサンは食べるためではなく、飛ぶために飛ぶことを追求する。最初は単なる技術の探求に見えた飛行も、次第に「自分がどう在るか」という存在の純度の問題になっていく。飛ぶことは、単なる行為ではなく、存在の完成に近い行為なんだと思う。 飛ぶことの実利(こうやって飛べば魚が手に入るよ、とか)を教えればいいのにと思ったけれど、あえてそれをしないことで、精神的な追求を描いている気がする。








