わたし、恋人が2人います。
3件の記録
やえしたみえ@mie_e01252020年10月14日読み終わった@ 自宅著者は、ポリアモリーといえばこの方、と言ってもいいほど熱心に活動されているきのコ氏。 読了当時(もう5年前、19歳だったようだ)の私は、ポリアモリーというライフスタイルに強い憧れを持っていた。それは最も誠実で、最も幸福なように思えたから。 私の場合はきのコさんとはかなりセクシュアリティが違うので、現在はポリアモリー界隈からも距離を置いているし、二度と実践を試みようとは思えないが、この本を読んだ当時は、それはもう熱心だった。私は複数の人と愛し合い合法的に淫らな行動に及びたいが故に熱心だったのではない。「真に誠実な愛」を行いたかったのだ。 恋人がいるときに、他の異性にふと、ときめいたことがある人。あるいは恋人のあったり既婚者であったりするところの人を慕ってしまったことのある人。その想いをどのように遂げるのか?ポリアモリーはそのひとつの解である。その一人の当事者が、自身の恋愛を赤裸々に記したこの本は、当時の私をとても勇気づけてくれた。 私はあまり恋多き方ではない。どちらかといえば「良いメタモア(恋人の恋人)が欲しい」「"嫉妬心が薄い"自分にぴったりなライフスタイルだ」という方向性でポリアモリーを指示していた。その点、恋多き、エネルギッシュな人の多いポリアモリー界隈は合わない。合わないけれど、私はいまだに、彼らの誠実さに希望を見出さずにいられない。 きのコ氏は元々は「浮気性」な人だった。ポリアモリーという概念が、彼女を不道徳から救ったのだ。人は努力によって、ロマンチック・ラブ・イデオロギーから抜け出してもなお清くいられる。それを信じさせてくれる。そういった意味で良い本だし、軽い読み味なので、単に変わった恋愛をする人の考えを知りたくて読むのも悪くないと思う。 読了日がわからないので購入日に合わせる。Amazonで買ってたらしい。
