発売当初に買ったのにずっと積んでいた本をようやく読み始めた。まだ一章なのでついていけている。雑に読み進めてしまう癖があるので、できるだけゆっくりきちんと読み進めていきたい。

めちゃくちゃ良い。人と暮らす、というか人と関わることについて色々考える。 あと自分の人生なのに周りに踊らされてないか、とか。色んな選択がある、人生。

数年ぶりに読み返したけど、やはり素晴らしい戯曲だ…。所々に古いところはあると思うけど、様々な立場の人の心情が丁寧に書かれていると思う。ままならなさ、苦しみ、そして愛……。 でもやっぱりここに出てくるバイセクシュアルも、結局ゲイがヘテロだと思い込みたい系だったな…。

途中間があいてしまって相当時間がかかったが読み終わった。とても噛み砕いてくれているので集中したら2〜3日で読み終わると思う。

最終章のマインドの話がめちゃくちゃよかった。

吉屋信子が憧れた、かぁ。

とっても面白かった。 元が連載だからか、作者の精神が結構分かりやすく出ているように感じた。前半の方が勢いがあってめちゃくちゃな感じで、後半の方がじっくり内面と向き合ってる感じ。どちらも面白い。 カバー裏にあとがきがあった。