「鎖国」を見直す

「鎖国」を見直す
「鎖国」を見直す
荒野泰典
岩波書店
2019年12月15日
2件の記録
  • 仲嶺真
    @nihsenimakan
    2025年10月27日
    江戸時代の日本は「鎖国」ではなく「四つの口(長崎・対馬(朝鮮)・薩摩(琉球)・松前(蝦夷地))」で世界につながり、開かれていたー著者が提起した「海禁・華夷 秩序」論はさまざまな議論をよび、反発を生みながらも、従来の江戸時代のイメージを塗り替え、通説として定着してきた。著者の長年にわたる研究のエッセンスをわかりやすくまとめた待望の一冊。
  • ユウキ
    ユウキ
    @sonidori777
    2025年6月22日
    日本の鎖国時代は本当に鎖国の状態ではなく、海禁・華夷秩序論に則った状態だった、から始まり、鎖国では歴史から見落としてしまう琉球やアイヌへの搾取、「鎖国」と対になる「開国」という言葉に言葉に込められた近代国家になったという安心感等、「鎖国」という言説が含む問題点の話。確かに海禁・華夷秩序論の方が歴史認識に沿っていると思う。
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