ほねがらみ

6件の記録
- 彼らは読みつづけた@findareading2024年10月17日かつて読んだ電子書籍*読書で見つけた「読書(する人)」* 《(前略)しかし、私に一番合っていた媒体は書籍だった。 図書室に置いてあった「怪談レストラン」シリーズ、「学校の怪談」シリーズなどを早々に卒業し、そのあとはしばらく「新耳袋」などの実話系怪談を読み漁った。しかし、貴志祐介の『天使の囀り』を読んだことをきっかけに、私の興味はホラー小説に移っていく。プリミティブな恐怖に加えて、巧みに練り上げられた、読んだ後に残る恐怖以外の何か、快感のようなものを欲した。──つまり私の求める恐怖には「実」だけではなく「虚」の部分が必要だったのだ。》 — 芦花公園著『ほねがらみ』(令和4年4月Kindle版、幻冬舎文庫)