月 (角川文庫)

7件の記録
たちぇのとちのと@sally_962026年3月31日読み終わった土台は真っ向から投げつけられたリアルであるけど、思考が追いつかない。思考が追いつかないと思ってしまえばしまうほど、それだけ目を背けているんだろうな。
ふじこ@245pro2026年1月22日読み終わった実際にあった障害者施設殺傷事件をモデルに書かれた小説。寝たきりのきーちゃんと、施設職員のさとくん。自分以外の誰かの思考がそのまま頭になだれ込んでくるような構成に、吐き気を催しながら読み終えた。私はきーちゃん?私はさとくん?自他境界線が曖昧になっていき、さとくんのすることがだんだんと正しいことのように思えてくる。「あなた、こころ、ありますか?」こころのない生き物は人間ではないのだろうか。さとくんの問いが私にも突き刺さってくる。私も、結局綺麗事を並べたいだけの化け物なのかもしれない。



