ありがとう、さようなら (角川文庫)

4件の記録
- saki@53hon_to2025年6月1日読み終わった瀬尾さんの教師時代のエッセイ。 爆笑したりときどき涙ぐんだり、それでもやっぱり笑いながら一気読みしてしまった〜! 生徒を見守りながら奮闘する姿が描かれていて、かなり根気も体力もいるよな〜、と「教師」という職に改めて敬意を示す一方で、いい意味で肩の力が入っていなくて、楽しいという気持ちがこれでもかというほど伝わってくる。そんなふうに文章が書けるの、本当にすごい……。 「ファンとの遭遇」が特に好き。ファンである男子君の「おお、著者に会ってしまったよ」のひとことも、瀬尾さん自身も「おお、読者に会ってしまったよ」と感動したことにもくすくす笑ってしまったのだけど、受け持った生徒たちは「先生のファンなんて、おかしなやつもいるもんやなあ」と塩対応なのが、どこか愛も感じられてよかった。
- さいとう書庫@supersomtam2025年2月3日読み始めただいすきな本屋さんのクラウドファンディングの選書リターンで届いた1冊。瀬尾まいこさんの小説はだいすきだけどエッセイは読んだことなかったのでうれしい。瀬尾さん、先生だったのねえ