ソ連兵へ差し出された娘たち
7件の記録
- 雪の日@yukinohi_2025年8月25日読み終わった友だちが満州開拓団にまつわる本を読み漁っているというので、去年読まなかったこの本を手に取ってみた。あっという間に読了。男に所有されていない女に人権はないし、所有された女にも人権がない。引き揚げ後の世間からの余りに冷たい態度、娘たちに「接待」を強要した張本人たちの嘲笑に愕然とした。現代も変わっていないと思うことにも愕然とした。
鷹緒@takao_tanka2025年8月11日買った読み終わった「人身御供の選定にあたっては徹底して、いまだ他の男(主人)の“所有下”にないからといって、未婚女性だけを差し出した。これもまた、団の指導者の決定だった。ソ連兵からすれば、言葉も通じない若い女が既婚か未婚かはわからないのだから、この点については団指導者たちの意思決定に他ならない。」(p.280) 戦争は女の顔をしていない── 先人の言葉が頭の中でわんわんと鳴り響く思いで読み終えた。 黒川開拓団で行われたこととそれを取り巻く諸問題は、戦争の惨さのみならず、日本社会で今日もなお続く差別意識に根差しているように思う。 それゆえ、現代の我々は誰一人無関係ではありえない。





