ロザムンドおばさんの贈り物

2件の記録
- はづき@paroles11182025年9月17日読み終わったピルチャーの本は本当にどれも読んでて気持ちがほぐれる。 あとがきの言葉の いかにもさりげなく、当座はすぐに念頭を去ったであろう、人生の流れの淡い泡沫のような一こまが人間の一生にとって持つ深い意味を ピルチャーは敏感に感じ取り、心なつかしい物語のかたちで、わたしたち読者を楽しませてくれるのです。 まさにと深く頷いてしまう。なにか大きな事件があるわけではない。過ぎてしまえば本人たちも忘れはしないが強く印象に残るかも分からない日常の、でもひときわ柔らかく美しい情景を共有してもらえた気がして、自分の人生もなんだかパッと明るくなるんだよね。