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はづき
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@paroles1118
もはや本を買うことが趣味 積読消化をがんばります
  • 2025年10月1日
    ダック・コール
  • 2025年10月1日
    ダック・コール
    これはとても良い本。鳥と男たちの6つの夢、6つの物語。 どれも本当に良かったけど、2話目のパッセンジャー、4話のホイッパーウィル、5話の波の枕が好き。中でも短いながらも波の枕の情景の美しさといったら。素晴らしかった。 もうすぐ死ぬことを知っている。あたたかな毛布のなか、微睡みながらふと外を見ると洗ったような青空。屹立する白い灯台。遠い昔の出来事たち…。 登場する鳥たちをひとつひとつ、調べながら読みました。 街なかで目につくのはカラスくらいだけど実家に帰れば雀や鳩、椋鳥やヒヨドリ、カイツブリ、鵜、白鷺………すぐそばで生きているものたちを、もう少し見なくてはね。 読んでいて、美しい情景が浮かぶ本が好き。すごく好きだなぁこの本。
  • 2025年9月30日
    懐中小話: 140文字の幻想奇譚集
    あるような、ないような、現のような、幻のような。140文字の幻想奇譚集。 こういうの、好きです。日常の片隅にチラつく陽炎のような、違う世界が垣間見える瞬間。 好きなお話を1つ載せさせてほしい。 透明な蝶 冬空に、透明な蝶がひらひらと舞っている。人の目にも鳥の目にも、その姿が映ることはない。 透明な蝶は、蜜を求めず、翅を休めず、ただひたすら飛び続け、薔薇の葉に透明な卵を産みつけた瞬間、この世から消えてなくなる。 そして次の年、冬空がまた冴えわたる頃に、透明な蝶がひらひらと舞うのである。
  • 2025年9月24日
    246
    246
    『天路の旅人』があまりにも良くて沢木耕太郎さんのことを知りたくて手にとった日記エッセイ。面白い…とはいいがたいけど、入れ代わり立ち代わり登場する人々に目が回りそうになった。たくさんの人、たくさんの場所と縁を繋いだ人なんだなぁ。
  • 2025年9月22日
    経済評論家の父から息子への手紙
    まだ31歳なので、まだまだ努力をすれば良き方へ進めると思う。でも…………怠惰だから……… もっと若くにこれを読んで、大学や就活を頑張れたら何か変わったのかなとも思うけど、今も怠惰の割に幸せではあるし、iDeCoもNISAもやってるのでまぁいいとしましょう(こういうところほんと怠惰) 良い本でした。山崎元さんの著作にはお世話になりました。
  • 2025年9月17日
    ロザムンドおばさんの贈り物
    ロザムンドおばさんの贈り物
    ピルチャーの本は本当にどれも読んでて気持ちがほぐれる。 あとがきの言葉の いかにもさりげなく、当座はすぐに念頭を去ったであろう、人生の流れの淡い泡沫のような一こまが人間の一生にとって持つ深い意味を ピルチャーは敏感に感じ取り、心なつかしい物語のかたちで、わたしたち読者を楽しませてくれるのです。 まさにと深く頷いてしまう。なにか大きな事件があるわけではない。過ぎてしまえば本人たちも忘れはしないが強く印象に残るかも分からない日常の、でもひときわ柔らかく美しい情景を共有してもらえた気がして、自分の人生もなんだかパッと明るくなるんだよね。
  • 2025年9月10日
    翠雨の人
    翠雨の人
    猿橋勝子さん。実在した方だとは。 恥ずかしながら戦時中の話を忌避してしまうので、正直しまった、と思ったけど読み進めていくうちにだからこそ胸に迫るものがあった。自分たちの利益しか関心のない多くの権力者たちを腹立たしく思いつつ、猿橋さん達のような科学者たちの奮闘があったからこそ今があるということを改めて実感する。 今もなお、この日本ですら完璧に平穏とは言えないけど(勿論他の国よりは恵まれているが)ちっぽけな、それこそ一粒の雨よりもちっぽけな私も頑張らなくちゃと思える。 仰々しくはない、一人の等身大の女性に焦点を当てたとてもいい本でした。
  • 2025年9月8日
    大聖堂 (下)
    大聖堂 (下)
    一気読み!!!ウィリアム・ハムレイの最期を見届けて満足(貧弱な感想) 大聖堂建設と、その周りの人々の人生。長い時を一緒に駆け抜けてきました。生きていると何度も何度も困難が立ちはだかるけれど、悪態をつきながらでも立ち向かわなければならないと心に決める。彼らが去ってしまっても、大聖堂は後世に長く残る。いい仕事だね。
  • 2025年9月7日
    大聖堂(中)
    大聖堂(中)
    ウィリアム・ハムレイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!! 貴様の最期を見届けるからな…どんな悲惨な最期を迎えるのか………楽しみにしてるからな!!!!! はー日本が平安時代の間にヨーロッパではこんなことが起きていたとは…(※架空の街だしそもそもフィクションである) それにしてもどいつもこいつも腹立たしい。どういうことだ。他者にはそこそこ優しく、規律は守り、向上心をそこそこ持って謙虚に生きねばならぬ。信仰を持つなら神に恥じぬ生き方をしなさいな!!!!もう!!!!
  • 2025年9月7日
    いきどまり
    いきどまり
    ヨシカワヨシオさんの文章好きかも。 寝入りばなにこめかみを叩かれたら、絶対に目を開けてはいけない。里から離れ、西に行けば行くほど「いきどまり」が現れる……。 心地よい優しい文体が、それこそラムネのおくすりみたいに沁み込んでくる。
  • 2025年9月5日
    いつも旅のなか
    自分の住むこの街、この国から遠く離れた場所。きっと私が死ぬまで行くことのない国々。そのような場所を旅している人をみると不思議な気持ちになる。一生の中で見たもの、出会った人の数が私とは随分と違うんだろうな。羨ましい気持ちも少しある。なんていったって人生は一度きり。リュックひとつでぽーんと飛び出せるような人生も生きてみたかった。
  • 2025年8月27日
    辞書と睡眠
    辞書と睡眠
    好きな雰囲気だった。定時制高校の事務員として働く目方氏。子どもの姿で時が止まった、数週間も眠り続けてしまうルリ子。2人の交流だったり、他の人との交流だったりが、淡々と、柔らかく描かれる。 短編の映画を観たような気分。 ラストの情景も堪らなく好き。Kindleのunlimitedにあるからぜひ読んでほしいな。 好きな文章 灼熱の太陽に時間さえも焼き尽くされて、世界のすべてが動きを止めているかのように見える、八月最後の日曜日の午後のことであった。
  • 2025年8月26日
    ももこの宝石物語
    ももこの宝石物語
    御徒町に行きたーい!!!! 子どもの頃から石が好き。綺麗だったりつるつるしている石。海に行ったらシーグラスを探したい(石ではないけど) 鉱物のほうが好きだけど、美しく着飾った宝石たちもいい。価値とかはよく分からないけど、自分が綺麗だなって思った宝石を集めたい(が、往々にしてそういうものはきちんと高い)
  • 2025年8月25日
    ももこの宝石物語
    ももこの宝石物語
    今日はお休みなので、お米が炊けるのを待つ間、ビール飲みながら飲んでる。ビールはキリン 秋味です🍁
  • 2025年8月25日
    天幕のジャードゥーガル 1
    Kindleのunlimitedに入っているからと1巻読んでみたら……ぐぬぬ面白い……続きも読みたい……
  • 2025年8月25日
    異形に涙は流せない
    凄い。瘴気に侵され四半分しか生者ではない彼から始まる物語にここまで胸打たれるとは……。 星も移ろう彼方の果てに いつかさよならにいい日まで あまりに春で悲しい獣 決して流れぬ涙に代わり 4つの物語がすべてが繋がったときにこの胸に広がる感情をどう言葉にすればいいのか分からない。
  • 1900年1月1日
    異形に涙は流せない
    タイトルに惹かれて普段なら手に取らないジャンルを読んでる。思ったより読みやすいし、異形は涙を流せない。
  • 1900年1月1日
    大聖堂(中)
    大聖堂(中)
    大聖堂の中巻、もうちょっとで半分!次のお休みには読み終えたいな〜
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