一冊でわかるトルコ史

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- pamo@pamo2025年8月2日読み終わった感想図書館本「一冊でかわる」シリーズを順番に読んでいく。 トルコ史はほぼ「オスマン帝国史」で、それ以前のほとんどが周辺の強国に奴隷を提供した地域だったイメージ…。 しかし歴史の交差点としてのイスタンブール、アンカラにどんどん興味が湧く。むかし海外ツアーで行ったことがあるが、カッパドキアの感動でイスタンブールの記憶は消えているので再訪したい。 同時期に読んだアフガニスタンの歴史書では「戦乱を経てアフガニスタンも平和に向けて進みつつある」という希望のある締めくくりだったのに反して、こちらは「中東の紛争に巻き込まれつつある」という暗い終わり方だったのが印象的。 そして、日本ではあまり意識しないけど「日露戦争で、西欧列強に初めて勝利したアジア人」としての日本のアジアからの視線に気付かされた。 「アジアは西欧に負けてらんねぇ」という意識で大戦につっこんでいったのも頷ける…。