スパイたちの遺灰
4件の記録
汐見@siomi2509272025年10月25日読み終わった英国スパイ小説。MI6とかMI5とか。面白かった〜! 約650ページ。全体は長いけど10ページ前後で短い区切りがあるので読みやすかった。海外ミステリによくある?このスタイルありがたい。 続きが気になってこの数日は隙間時間ができたらすぐこの本を開いてた。 ドンパチの無いタイプのスパイもの。スピード感あり。極秘作戦や史実に残されてない出来事などの好奇心をそそる話に惹きつけられながら、伝説的な女性エージェントだった老婦人の過去と、諜報史学者(主人公)がメインの現在を行き来して、最後の最後まで徐々に真相が明かされていく。 水面下でそれぞれの思惑が動く感じが良い。 終わり方も良かった。哀愁。 p.645 これはまぎれもなく、孫の世代へと語られるべき物語だ。 しかし、それができないのがスパイなのだ。最高の話はけっして語ることができない。

JJMalone@JJMalone2025年8月20日読み終わったイギリスの伝説的な女性スパイが自分のスパイ活動に関する手記を出そうと主人公の大学教授に接触する冒頭から最後の1行まで緊張感満点のストーリーに圧倒された。巻き込まれ型エスピオナージュの傑作だと思う。

