幸田文 どうぶつ帖

7件の記録
そば@COBA2026年6月6日読み終わった犬や猫はあくまで家畜、外で飼うのが当たり前だった頃に書かれたものなので時々苦しくなる描写もある。 「あじの目だま」「類人猿」が好き。 p.147~148 飼育の人は謙遜である。謙遜というか控えめというか、とにかく動物について語るときなかなか用心ぶかいのだ。何々であるとは容易にいわない。「と思うけれど――」という。(略) 人間は動物に「である」ずくめで対(こた)えるほど、よく承知しているつもりなら不謙遜である。飼育係の「と思う」は学問する人の態度をもって語られている。







