一冊でわかるイラン史
22件の記録
積読家@tsuntsundondon2026年6月30日読み終わった読書日記イランの地域に限定した世界史の教科書、という感じ。 「いつ、誰が、何をした」という史実が中心であり、その背景にある原因や人の心理はサラッとしか書かれていないため、読むものとしての面白さはそれほどだった。 私は歴史を覚えることが目的ではなく、イランの歴史的流れをなんとなく知るために読んだが、とても大雑把な印象だと、「有力者たちが、争いに勝って文字通り特定の地域に対して力を持ち、また争って負けて滅亡する」この繰り返しに感じた。 長い歴史の中で、土地もまとまらない統率者もまとまらない、栄枯盛衰が短いスパンで繰り広げられていて、長く安定した時代はあまりなかったんじゃないかと思った。もしイランで育ったら、この歴史を学ばないといけないのかと思うと勝手に億劫な気持ちになるほどである。 それくらい、争いは身近であった。そして力を得るため自分を守るために、相手を出し抜く・攻撃することはせざるを得ないことだった。 あと、ヨーロッパ諸国、特にイギリスとロシアがイランに対してガチャガチャやりすぎ。君らのせいでイランはずっと安定してないんだぞ、と率直に思った。今のイランの現状を、ただイラン国内のせいにすることはできない。特にイギリスとロシアは何かを言える立場ではないだろ、と思う。 あと、トランプ。2018年核問題の包括合意から離脱したことが現状を引き起こしたことを知り、絶望的に思った。何が世界の平和のための大義だ、お前が始めた物語じゃないか。 世界の歴史はどうしても国同士の干渉が起こる。だからこそ、「なぜあの国はあんなことをするのか」とただ相手を責めるのではなく、歴史を知る必要があることを学んだ。- saera@saera2026年5月17日再勉強のために読んだけれど、改めて長く世界史の中心だったことを感じる。 中東全体にいえることだけれど、近代史においてこうもヨーロッパに好き勝手されたのが、なぜだろうと考えさせられる

amy@note_15812026年4月12日読み終わった感想河出書房新社さんはいつもこういう本が読みたいなあ…出てた!となる本を生み出している イランのところ世界史のなかでも複雑で苦手なところだったんだが、やはり難しかった とはいえ単語などは聞き覚えがあるものだったので、高校のころよりは流れが理解しやすかった 現代史のところでイラン、イスラエル、アメリカとイラン周辺国との関係が説明されており、また2024年に刊行されたためトランプが核問題の包括合意から離脱したことで経済制裁を受けることになったとか、イランの国内の状況だとかが平易な言葉で解説されていて現代史の部分だけでも昨今の世界情勢への把握につながると思う ところどころにこの頃は日本では何が起こっていたかと日本史と照らし合わせることができるのも、時代の流れが把握しやすくてよかった



NavyBlue.@navyblue2026年3月7日読み始めた@ 自宅いつもの好奇心が働いて、このご時世もあってこの国はどんな成り立ちなのかを改めて知りたいと考え購入。 シルクロードの中間地点ペルシアの歴史、面白そうだ。



pamo@pamo2025年8月9日読み終わった感想図書館本一冊でわかるシリーズ。中東の歴史を見ていくと、1800年ごろまではさまざまな王朝が入り乱れ土地争いをしていて、いまに残る「イラン」等の国の形にまとまったのはごくごく最近なのだとわかる。 国民にしてみれば、それぞれの民族・宗教・部族単位でこの土地に存在してきた(ないしは遊牧生活を送っていた)のに、近代になってイキナリ「イランとしてまとまれ」「イラン国民としての意識を持て」と言われても難しいだろう。 しかし国としてまとまり発展しなければ、いつまでも大国のいいように利用されてしまう。 自分の思い描く暮らしは「国」という形ではないのに、国際社会で渡り歩くためには「国」にならなければならない。 近代国家というものが当たり前のことではないことが、中東の歴史を見るとわかってくる。 そしてつくづく、天下統一し鎖国、明治維新を経て日本という国の形を列強から脅かされずにこれた日本はかなりのレアケースなんだと感じる。もちろんその陰で排除された民族もいることは確かなのだが。






















